暑中見舞いハガキの図案ですが、ようやく終わりました。多少の調整はあるかもしれませんが、大きな作業は終えたと思います。
並行して他の作業もあったので、大変でしたが、なんとかなって良かったと思います。
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ワハハのハ
暑中見舞いハガキの仕上げ作業をしています。
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私の好きなバンドのドラマーだったトミー・ラモーン氏がガンで亡くなってしまったと知りました。
ラモーンズのオリジナル・メンバーの内、トミーを除いた3人のライブは中野サンプラザで見た事があるのですが、トミーは早い時期に脱退してしまったので、彼の演奏を聴く事が出来なかったのは残念です。
これでラモーンズのオリジナル・メンバーは全員この世を去ってしまいました。
D.D.とジョーイが40代で亡くなり、ジョニーは50代。残ったトミーは60代。特にフロントの3人は早かったですねぇ。なんかもうラモーンズをやるためだけに産まれて来たって言う感じもします。
トミー・ラモーンの演奏が私は好きなんですが、ラモーンズって言うとむしろ代表的なドラマーはマーキーって事になります。
後年の演奏の高速化については、トミーでは対応出来なかったかもしれません。彼は元々録音エンジニアで、ドラマーとしてバンドに関わるつもりは無かった人でした。
マーキー氏はその点、けっこう手足が早く動く人で、ラモーンズとしての最晩年の頃にリモート・ハイハットをタムに囲まれるような位置に設置しているのを見て、こうして腕の自由度を確保しているのかな、なんて思っていました。高速でありながら非常に的を射たオカズをスパパンと決める人ですから、彼の叩いているライブ演奏は非常に聞いていて楽しいです。
しかし演奏のフィーリングとしては私はトミーの演奏が好きです。シンプル極まりない淡々とした演奏。まぁラモーンズはバンド全体がシンプルで譜面を見るとその簡単さにビックリするんですが。
AC/DCのフィル・ラッドなんかも演奏は非常にシンプルで、そしてまた私が非常に好きなドラマーなんですが、どうなんでしょうね。多分ウタゴコロが共通しているんじゃないかと思っています。
トミー氏自身がドラマーだった時期の自分について、どれくらいのコダワリを持っていたか、それは私が知り得ない所ですが、ともあれ私にとってはかけがえの無いチクタクマンでした。
トミーの魂よ。どうか安らかに。