「外出 自転車」カテゴリーアーカイブ

ベイブレードを求め、果てしない旅路を行くのです。

101022_green_woman.jpg
 今日は清水方面へ行きました。

 まずは銀行へ。通帳が一杯になってしまったので新しい通帳にしてもらいます。
 ちょっと迷いましたが、無事に用事を済ませました。
 次に食事です。本日は自宅からパンを持参しました。おかずは現地調達。という訳で清水のアーケード街を散策。初めて来ましたが中々良い商店街です。
 お惣菜屋さんがありました。ここですね。鶏肉を料理した物を売って頂きました。
 清水の駅前にベンチが用意されていましたので、そこに座って食事をしました。
 すると白髪&小柄なおばあさんが隣に座って、話しかけてきました。
 時候の挨拶から入るという黄金にして無難な展開です。しかしこの頃、朝晩が冷えるというのは確かにその通りですので、うなずくしかございません。
 引き続いて、どこから来たの?という問いです。「富士から自転車で来たの!」と、驚いて頂きました。恐縮です。
 おばあさんは、「私もまだ自分の足で歩けるから、ありがたいよ!」という様な事をおっしゃいました。70歳を過ぎた年齢だそうです。話し方に力があり、確かにお元気そうです。
 ただ、旦那さんが5ヶ月ほど入院していて、毎日の世話が大変だそうです。これは大変ですねぇ。早く旦那さんが良くなると良いですね。
 そんな感じで切り上げて、別れの挨拶の後、立ち去っていかれました。
 しばらくした後、そちらの方向を見てみると、もう視界にありません。確かに足腰は丈夫なようです。小柄であまり肉の付いていない体型というのが、年を取ってからは有利なのかもしれません。
 おなかもクチくなった所で出発です。1号線を目指します。多分、その幹線沿いにあると思うのです。何がというと、玩具店トイザらスです。
 進行方向に対して右側にあると思うのですが、中々現れず。そうこうしているうちに、東静岡の駅前に着いてしまいました。ガンダムの原寸大立像が見えます。なるほど、これは大きい。しかしそんな事に感心している場合じゃありません。引き返します。
 昨晩、ネットで地図を見た感じですと、草薙の駅から北側に大きく離れたくらいの位置にある筈なのです。
 う〜ん。ありませんねぇ。しかし、電気店のYAMADAがありました。窓に大きく「おもちゃ」と書かれていますので、取り扱いがありそうです。そんな訳で店内に侵入。しかし、ベイブレードは何点か置いてあるものの、お目当てのモデルは置いてありません。だいたい昨日と同じ様な感触です。
 再びトイザらスを目指してさまよいます。草薙エリアを過ぎましたが、お店が見つかりません。という事は、幹線沿いではなく、北側に入った地域に存在するのではないでしょうか。そんな訳で脇道を折れます。
 幼稚園の送迎バスが走っています。その向こうには、園児の父兄が、バスの到着を待っている様子。この人たちなら、おそらくトイザらスの場所を知っている筈です。
 案の定、ご存知だった訳ですが、かなり西側に戻ったあたりのようです。しかしやはりこの1号線より北側のエリアにある事は間違いなさそうです。
 初めて行く道を走ります。意外に複雑な道路の交差をしています。郊外型の大きめの店舗はそこかしこに見受けられます。トイザらスがひょっこりとあっても不思議ではありません。
 かなり迷ったあげく、運良く交番を見つけました。若いおまわりさんが、交番のバイクのタイヤに空気を入れています。2人がかりです。
 快く教えてもらった訳ですが、割と近所のようです。「この道を行けば田子重の看板が見えますので、そこですよ。」との事。
 さきほどの園児のご父兄は「迷ったら、ジャンボ・エンチョーの道を尋ねれば良いです。」との事でしたが、どうやらこの地のトイザらスは、田子重とジャンボエンチョーと立地を同じくしているようです。そこまでの複合施設なら、適切な道をたどれば見落とす心配はないでしょう。そんな事を考えていると、思ったよりも近くに発見。
 なるほど田子重の看板がそびえています。そしてトイザらスも確かに入居するビルでした。かなりの一大お買い物ゾーンを形成しています。感動です。
 しかし結果的に、目指すベイブレードの機種を探し出す事は出来ず。
 私はベイブレードの供給事情を知らない訳ですが、かなりの難事業なのですね…。
 日も暮れてきたので、帰宅する事にします。今、自分がどの辺に居るのか、おぼろげにしか分からないのですが、交通案内の看板をたよりに自転車を走らせます。
 すると国道1号線に合流。その後、夏に母校の野球部の応援に来た際に利用した道のりに入りました。見覚えのある風景です。この先はもう大丈夫。
 興津(おきつ)の商店街で停車。ここのタイヤキがおいしいのです。2匹買いました。出来立てで熱いので、食べるのはもう少し後にします。自販機でビタミンC系の飲料も購入。
 興津の先から由比のあたりまでは1号線の側道に入ります。ここは実質的に自転車専用道の様な感じになっています。平日の夕方のせいか、他に自転車の姿はありません。風がビュービュー吹いています。途中で自転車を停めてタイヤキを食べました。暗くなってきたので、LEDライトも装着。
 富士川を超えると、かなり気分的には楽になります。帰ってきた気がします。
 今日はロード系の自転車を利用しましたので、かなり楽に走れましたが、迷っていた時間が長く、体力的にも気持ち的にも消耗しました。距離的にはだいたい100キロくらいだと思います。私のロード系の自転車には、サイクルコンピュータという便利な機械が付いていないので、正確な距離などは分からず、過去の経験からの推測です。
 それにしても、ベイブレード。希望する機種を買うというのは大変ですね…。

夜間に自転車で、坂を少し登りました。

101015_ino_kitsu.jpg
 昨日から手を着けた、小さなイラストを仕上げて、先方にメールでお伺いを立てました。
 先日に納品した、見開きイラストの伝票を、書きました。

 伝票を郵送する為に、郵便局へ行く事にします。もう夕方。日が落ちるのが早い為、真っ暗です。
 ロード系の自転車(新しい方と称していますが)にLEDライトを装着する為の装置の用意が、依然、整っていないのですが、この機会に、ライトの明るさや、使い心地を実地でテストしたい!…という訳で、ハンドルにタイラップを用いていささか強引にライトを取り付けてみました。
 いざ出発です。
 暫定的な取り付けですので、ベストな角度がとれない為、ちょっともどかしい照射角ですが、なかなかの好印象です。
 このライトを手に入れたときの感想は「ちょっと明るすぎるかも…。」「ひょっとしたら2本は不要だったかもしれない…。」と言うものでしたが、結論を申しますれば、正解だったようです。
────────────────────
 富士宮市街にある本局のポストに、伝票の入った封筒を投函。ここまでは幹線沿い。街灯が明るい為、何の問題もございません。点灯しているライトは1本だけです。
 少し進んだ後に、角を折れて北進します。この道は、「表口登山道」と申しまして、富士山を登る人が利用する道です。と言っても幹線を折れたあたりは、まだ単なる生活道路で、至ってにぎやかです。
 例によってハァハァ、ゼイゼイ言いながら坂を登っていきます。
 しばらく進むと俄然、寂しくなってきます。民家も街灯も途絶え、響くのは自分の息遣いのみです。たまに通る自動車のライトに励まされながら進みます。
 このあたりで、ライトを2本とも点灯させてみました。細かい調節が出来ていないので、ほぼ同じ場所を照らす形になり、イマイチ”2本分”のご利益に薄い気がしますが、とりあえず明るい事は明るいです。古い自転車に付けている照明装置に比べれば、格段の明るさ。清水の舞台から飛び降りる心境で買ってみたLEDライト2本でしたが、余分な投資では無かった事が分かり、安心しました。
 それはそれとして、この道、「表口登山道」ですが、これがまた、ダラダラとした傾斜が続くキツい道です。
 もちろん本日は、時間も遅いので、”登山”とは呼べない高度で切り上げる予定ですが、それでも500メートルほどあります。
 まわりは真っ暗で、非常に心もとありません。ストレートに表現しますと、相当に怖い。脇から小動物でも飛び出して来よう物ならひっくり返ってしまうでしょう。
 本日は半月に近いお月様がよく見える晴天でしたが、道路を明るく照らす程には望める訳もありません。
 私は夜間に自転車で走る事自体は珍しくないのですが、たいてい街灯は灯っておりますので、こんなに暗く長い道を走るのは初めてです。
 ライトのテストをするだけなら、もう引き返しても良いのですが、これが中々出来ません。せっかく途中まで来たんだし…みたいな、戻ったら損!みたいな、心内の葛藤です。
 そんな事を考えている内に、案外早く目的に定めていたガソリンスタンドに到着。
 実は、数年前に1度、古い方の自転車で同地点まで上った経験もあるのですが、体感的にはかなり違います。しかし、こういった印象は、体調や、外気温によってもかなり変動するので、あまり真剣に捕らえる物でもないかも知れません。ましてや、本日は恐怖に突き動かされたという要因も多分に含まれています。「楽に感じたらそれはそれで良いじゃない。」という事にして帰路に突入です。
 ガソリンスタンドを右に折れます。ここから先は、先日の白糸の滝からの道のりと同一。ですが、やはり真っ暗ですので、恐怖の連続でした。ケガをしてもいけませんので、ゆっくり走りました。やがて大淵と呼べるあたりに入った頃に、火災予防の「カンカーン、カンカーン」という鐘の音をスピーカーから流している消防関係の車に追い越されました。この車が背後からゆっくりと近づいてくるので、非常に怖かったです。
 丸火自然公園の中を通って下ります。先ほどから「怖い、怖い。」と連呼していますが、この道中も怖かったです。しかし客観的に見れば、夜道をゼイゼイ言いながら自転車を走らせている男も、相当に不審であったかも知れません。
────────────────────
 帰宅すると、お伺いを立てていた先方から、メールにて返信があり、イラストに若干の修正が入りました。
 これに取り組まなければいけません。