「外出 自転車」カテゴリーアーカイブ

三島の町がにぎわっていました。

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 お昼から、急激に天候が回復しましたので、自転車で外出です。

 去年の年末には、田貫湖という隣の富士宮市にある湖に行きました。この湖はちょっと高い場所にありまして、標高600mほどあるのです。
 そんな訳で、高い場所にはそこそこ登れるくらいに、体力が回復して来たようです。さて次は、距離を伸ばしてみようと言う訳で、平地です。沼津辺りに行こうと思います。だいたい20キロくらい先にある土地です。
 まだ水たまりが残っている可能性がありますので、富士山南嶺の斜面を辿りました。下り基調で東に向かいます。やはり斜面は水ハケが良いようです。
 空気が太陽に暖められてどんどん暖かくなってゆくのが分かります。
 そんなこんなで、途中、上着を脱いだりして、沼津の中心部の周辺まで来ました。楽器店を覗いたり、銀行で通帳を新しくしたりしました。
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 まだ時間がありますので、三島まで足を伸ばしてみます。JR三島駅の北口側から南口の方に抜ける道を初めて通りました。少しずつ土地に馴染んで行く感じがします。
 三島ではハードオフを見学。実は先週、地元・富士のハードオフで中古のエフェクターを買ってホクホクしていたのですが、なんと三島のハードオフに同じエフェクターが千円安く売っているのを発見。大変なショックを受けました。
 失意の帰路に就く私の目に映る、三島の商店街を行き交う人たち…。イヤおかしいです。やけににぎわっています。元々、三島の広小路(と呼ばれる商店街)は、富士の駅前などに比べると人の姿が濃い場所なのですが、平日にこの人出というのは、さすがに違和感を禁じ得ない私です。そして少なからぬ人たちが、そこかしこで商店街の店々を興味深げに眺めているのです。ナンザマしょうか。
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 沼津のコンビニで、パンを買って遅い昼食を摂りました。
 心づもりとしましては、沼津のハードオフにも寄ってみようとしていたのですが、もう3時過ぎです。ちょっと時間が足りません。暗くなる前に帰りたい、という訳で断念。
 家に着いたのが6時前でした。陽が落ちてすぐの帰宅。やはり暗くなると一段と寒い。早めの帰宅は正解だったと思います。
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 ところで、三島を大挙して来訪する人々の謎ですが、ネットで調べてみると案外簡単に解決いたしました。
 三島大社(みしまたいしゃ)という立派な神社が商店街に隣接するようなカタチで、存在するのですが、そこで「弓矢を三十三間先の的を目がけて射る」という行事があった模様。『奉射祭(ほうしゃさい)』というのだそうです。
 なるほど。
 そういえば、三島大社の周りの駐車場で満車という文字をも見たような気がします。きっと有名な神事なのでしょう。

フラフラ紀行

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 ずいぶんと久しぶりに書きます。

 6月の末から始まった多忙状態でありますが、まさに忙殺の一言でした。
 私のブログって、調子が良ければ十数分で書けるのですが、そのヒマもありませんでした。実に良く働きました。

 思えば本格的に忙しくなる少し前から多少の忙しさはあったので、4ヶ月と半分くらい働き詰めでしたでしょうか。今年は比較的に良く仕事を頂けた訳です。
 更にその前を振り返れば、昨年の年末から4月いっぱいまでも働き詰めでしたし…。毎年こんな調子だと良いんですけどね。

 そんな忙しさのピークもほとんど過ぎたようです。まだ相当量の仕事は途中なのですが、これからは再びちょいちょいブログを書く時間を設けようと思います。
 本日は一息ついて、自転車で出かける事にしました。富士宮方面に向かいます。
 非常に良い天気です。

 ちょっと汗ばむくらいの陽気でした。
 長時間に渡って自転車に乗るのも久しぶりですので、無理をせずにゆっくり進みます。
 富士宮に新しく、『カインズ・ホーム』の新しいお店ができていてビックリしました。
 139号線沿いです。自動車専用道になる手前のあたりです。

 カインズ・ホームというのは、いわゆるホーム・センターです。手作り系の道具・材料の他、日用品を広く扱います。
 元々、静岡県内ですと、『ジャンボ・エンチョー』というホーム・センターとしては大変な老舗のチェーン展開がある訳ですが、最近はカインズ・ホームも目立ちますね。いやイカン。このままだと静岡におけるホームセンターの情勢について語ってしまう事になります。この先はいずれの日かに譲るという事にして先を追う事にいたしましょう。

 途中でトイレを借りました。大きなお寺の中にある野球場に設けられた簡易なトイレです。富士宮という土地はまた神社&お寺のとても多い地域でして、これについても述べると長くなるので避けますが、まだ1時間程度の乗車というのに、結構疲れています。
 困りましたね。一応、『白糸の滝』という富士宮郊外の観光名所を目指しているのですが、不安です。相当な期間に渡り、仕事ばかりしていたので、衰えが隠せません。

 途中で、家の軒先で横になっている犬の顔を見ました。

 残念ですが、白糸の滝まで数百メートルという所で力つきました。三叉路になっている大きな松の生えている脇のコンビニで休憩です。アイスを食べました。
 白糸の滝に行くのはまたにして帰宅する事にします。疲れました。

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 県道72号線をたどります。この道がまた登りが続く道でして、更に消耗します。
 フラフラですので休憩もかねて、途中にある神社に立ち寄りました。

 5月の末にこのあたりを訪れた際にとても大きな木が生えているのを発見していたのです。帰宅後にネットで調べてみたら、古い神社があったという訳です。そう言えば木の周囲に締め縄的な物が巻いてありました。
 そんな訳で、初めて訪れました。ここは村山浅間神社(むらやま・せんげんじんじゃ)です。相当に古い歴史があるそうです。
私が仰天した巨木は、なんと推定樹齢が千年ほどもあるスギなのだそうです。

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 富士山が昔、信仰の対象であった事をご存知である方も多いと思うのですが、同様に修行の場所でもあった訳です。
 この神社は、そういう修行の人たちのベースキャンプ的な働きもしていたようですね。
 ここから富士山の頂上まで至る道も、当時は機能していて、最近になって復元されたそうです。いわゆる村山古道です。

 ここは富士山のフモトの標高600メートルくらいの地点なのですが、だいたい民家などはこの辺が上限みたいです。富士山の南側斜面においては。と言うのもこの先は傾斜が変わるんです。よりキツくなって、いよいよ富士山だな!という雰囲気なのです。ですからこの辺に神社を作って、修行の玄関(?)にするというのは理にかなっていると言った所でしょうか。実際にはこの上にも小さな神社は存在しているそうですが、人が泊まったり休んだりの都合も考えるとやはりこの辺なんでしょうね。

 ちょっとホトケさんっぽい像も置いてあったりします。アレって思うんですが、昔は結構、神社の中に仏教のお寺が併設されている事もあったそうです。いかにも日本人的な感覚と申しましょうか。キリスト教のマリア様を観音様に重ね合わせたくなっちゃうようなフュージョン感覚でしょうか。明治以降は神様とホトケ様は、ハッキリと区別されるようになったのだそうです。しかし正直な所、私は誤解・誤読の大好きな人間ですので何とも言いがたい感想もあります。
 話が逸れてしまいましたが、つまりホトケさんの影がちらつくあたりが、逆に古い面影を残している証拠とも言える訳で、ちなみにこの神社は神社庁に連ならずに、周辺氏子の方によって運営されるインディペンデントな神社だという情報もネット上にて読みました。ステキな話ですね。

 しかし3月にあった富士宮を震源とする地震でのダメージがあったようで、石垣は工事中でした。さすがにこの工事については県や文化庁の補助があるようです。
 長々と述べてしまいましたが、本日の記述はこの辺で終わろうと思います。
 この後、普段ですと469号線を利用して帰宅する訳ですが、これ以上傾斜を登る気力がありませんでしたので、ここ村山地区から、一気に南下。富士根北中を目指すようなカタチで下ります。その先も下りに下り、気づいたら帰宅していたという、そんな私の小さな旅でした。

自転車で近所の坂を登りました。

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 まずはこの数日、少しずつ進めているシンセ機材の接続確認ですが、その大半が完了いたしました。
 2本のシールドケーブルが不調でしたので、分解して再度、ハンダ付けをしようと思います。多分それで、再び使えるようになると思います。
 (以下、傾斜と自転車にまつわる、めまいを覚えるほどの長文です。)

 さてさて、久しぶりに気持ちよく晴れましたので、自転車で外出です。先日、通った茶畑に囲まれた道が良かったので、またそこに行きました。
 しかしどう間違えたか、途中から別の道へ…。ちょっと困りましたが、ここ最近の方針は「地元の知らない道を通ってみること」ですので、気落ちせずにとりあえず進んでみます。すると富士根北中のあたりの道に出ました。ここに接続する道だったのですね。想定より西に1本違う道でした。ちょっと東側に戻りましょう。
 本日も、先日と同様に、北進して国道469号線を目指すつもりです。しかし知らない道を通るという方針に基づき、ここは新たな道を開発したいのです。そういった訳で、これは良さそうかな?という道を選んで北進してみましたが、分け入るうちに細い道になってゆき、最終的には行き止まりです。
 めげずに、もう1本の道にチャレンジするも、この道も行き止まりでした。
 仕方が無いので、富士根北中学方面へ戻る事に。そうしてしばらく行くと、太めの道が北に向かって延びています。これは見るからに行けそうだ!という事で、本日、何本目かの知らない道にライドオン。ちょっと今日は風が強いのでしょうか、しかしその影響で、湿気が吹き飛んだようです。なかなかにさわやかな良い空気です。
 とは言え、登りですから息が切れます。それに初めて通る道というのは、体感的に長く感じがち。道中には急激な傾斜もあって手強さを感じます。しかしソウコウしていると、自動車が高速で移動する際の風切り音が聞こえます。「お、これは…。」と思い終わらぬ内に頭上に高架になった469号線の基部が姿を現しました。成功です。ほぼ思い描いていた地点にたどり着く事が出来ました。
 しかし今日はこれで終わらず、先を目指します。いったん469号線に合流して、西進します。新しく開通した部分を初めて通りました。長い下りで気持ちのいい道です。
 新しい区間は貫通している訳ではなく、やがて行き止まりです。そこで、とりあえず南下。すると良く通る道に出ました。
 なるほどココに通じていたのです。
 更に西進すると、表口登山道と交わっています。この道を北進します。またもや登りです。
 去年でしたか、夜中にこの道を登った時には大変心細い思いをしましたが、今日は天気が良いため、見通しが利いて安心な道のりと言えるでしょう。ほどなく篠坂のガソリンスタンド地点に到着。実際は、この辺りからが登山道の始まりです。今日はまだ陽が高いので小1時間登ってみる事にしました。
 本日の相次ぐ登り坂の応酬で、若干の疲れはあるものの、ゆっくり登ればたいした事はありません。だいたい標高にして900メートルをちょっと超えたあたりで、あらかじめセットしておいたタイマーが鳴りましたので下車。これくらいですと朝霧高原の一番高い所と、そう変わらないでしょうか。そう考えるとまだまだですね。今日は富士山にご挨拶に伺ったというだけのカタチになりそうです。マッサージ等の休憩を取って、下ります。
 またまた新しい試みとして、富士根北小の粟倉分校の脇の道を通ってみました。やがて469号線に合流出来てホッとする事しばし。やはり道というものは、つながっているのです。
 さて、これから先はひたすら家に向かって下るだけなのですが、行き止まり等の試行も含めてかなり登りましたので、体がピキピキいっています。再度、休憩を取り、腰から下をモんで柔らかくしました。
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 今日は富士山への軽いご挨拶で終わってしまいましたが、あまり日を置かずにまた訪れてみたいものです。入り口付近の電光板では、現在、2合目で通行止めという情報でしたが、せめてその通行止め地点までは行ってみたいと思う次第です。