「「音作り」カテゴリとは」カテゴリーアーカイブ

アニメ化帝国〔マツモムシ(01)〕

 本日から新しい自作曲について始めます。

 きのうまでと同様に、最終的にはアニメをつけるつもりです。

 しかし私の個人的な事情なんですが、生活における時間的な余裕がなくなっておりまして。別種の作業が山積しているのです。こちらも進めないとヤバくてですね。

 そこでブログ活動としては、きのうまでの「デメニギス・アニメ」よりも、いくぶんペースを落として「極力、小出しにして」進めます。

 よろしかったらお付き合いください。

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 そんなわけで本日は音楽(カラオケ)だけの掲載です。

 3年くらい前に作った音楽を少し改良しました。

 タイトルは「針状口吻(はりじょうこうふん)・マツモムシ」です。

 改良点は主にイントロの部分です。

 今はアニメ作成に集中したいので、音源におけるちょっとした変更なら放っておいてアニメ作成を優先させたいのですけど、イントロとなりますと、アニメができた後では変更作業が二度手間になりそうです。

 そこで、ちゃんと取り組んで「一応できたぞ!」ってところまで追い込みました。

 もう少しアニメ作成に影響の無い部分を改良するかもしれませんが、ちゃんとした音源はアニメができたときに、きのうのエントリみたいな感じでアニメに付随したものとして掲載しようと思います。

 以前はこの曲って「とったと」という、なんのひらめきも無いタイトルでした。

 よく調べたらこの曲については初公開です。

 公開していたつもりでしたが、過去記事を探しても出てきません。イントロがいまいち気に入っていなかったので公開を控えたのかもしれません。

 カンちがいしましたが、それよりもアニメ作成を急がないとマズいので、自分の記憶力の不鮮明さなど、その他のことは忘れようと思います。

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 詩については明日、掲載いたします。

 楽しい内容になったと思います。

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 以下、日記的な記述です。

 朝の8時より、町内会のお仕事をしました。自主防災会の関係。救護班として倉庫内の備品の点検などをしました。

 30分ほどで終わりました。まださほど暑くない時間でしたので動きやすかったです。早く終わりましたので、その後の生活への影響も少なく済みました。

 参加率もわりと良かったと思います。全員じゃ無いにしろまぁこんなものでしょう。

 そうだ。以前に私が住んでいる町内会の自主防災会において、無線関係のお世話を某大家の漫画家さんにゆかりのあるお店に依頼していると当ブログにおいて記述しました。

 今日、壁際に置いてあった書類をなんの気なく眺めてみたら、無線の基地局かなんかの許可証みたいなものだったんですけど、期限が平成31年とかで切れていました。

 どうやら我が町内の防災として無線を活用するのは、やめちゃったのかもしれません。いろんな判断があったのかもしれませんから私から言うことは特に無いですけど。

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 ラジオ日記としては「子ども科学電話相談」の編集版を聞きました。質問を寄せてくれた子どもさんの中から研修者になった実例をふたつ聞いたりしました。やっぱりあどけないお子さんも長じて研究者ともなると非常にしっかりした人格になるのだなと感じます。

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 きのうのラジオ番組ですけど「クラシックの迷宮」は「ラジオ体操の歴史」を圧縮して知るという内容。

 特に興味深かったのは、占領中からそのあとのラジオ体操、とりわけ音楽のあり方について知ったくだりでした。

 番組解説の片山杜秀さんによると「アメリカには日本のラジオ体操というのが全体主義的、軍国的に見えた。そのためラジオ体操にも規制をかけようとした」「しかし日本放送協会としては国民の健康増進が主たる目的であって、そもそもの成り立ちからして健康保険制度に付随するもの。きわめて平和的である」それでどうなったかというと、「マーチ的な音楽で体操することが多かったのだが優雅な3拍子で体操をする。わりとそんな時期が長くあった。」ということでした。

 実例としていくつか音楽を聞きました。「なるほどね」と思います。3拍子というもののカドの無い丸さっていうんですかね。でも朝の眠い時間には腰が砕けちゃうかもしれません。

 数年前のラジオ番組「ニッポン時空旅」でもラジオ体操のことを学びました。そこでは戦中の事情も知りましたが、同時にまだ西洋音楽を扱い慣れていない時期の、そしてまた、みんなで一斉に行う体操というものがよくわかっていない中で生まれた珍品みたいなものも聞けて楽しかった記憶があります。日本人が体操などの集団行動を行えるようになったのは比較的最近ですからね。

 「クラシックの迷宮」の方は比較的長尺ですので、昔の労働環境における労働災害の多さ。予防に努めるという動きだったり願いと言っても良いと思いますけど、そうした人間の営みのあり方も感じられて思うこと多かったです。

 私も若い時期に建設現場であったり自動車工場での組み立て作業に従事していた経験からラジオ体操は割とちゃんと真剣にやる方です。可動域を大きくしてケガ予防ですよね。非常に大事なことですよ。

 しかしそんな国民的習慣もヨソの国から来た人には奇異に見られることも実際あるのでしょうと思いました。

 逆の立場になったとしたらやぱり私だってギョッとするだろうと思います。

 いきなりみんなで「イチ、ニ!」みたいな掛け声が発生したりしますからね。おどろいたとしてムリもないですよ。

ギター環境再建状況〔02〕

 あまり積極的には読まれたくないので過去ログに設置しました。

 ギターを弾かなくなって久しい私がその環境を再構築しようとする足取りを記したものです。だいたい月イチで夏とか秋くらいまで続ける予定です。

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2024年5月22日

 【エフェクター環境の進捗メモ(電源編)】

 エフェクターに電力供給するパワーサプライとよばれる機械を購入しました。

 目的は軽量化です。

 エフェクターの電源をなるべくまとめたい。

 たくさんのACアダプターを持ち運ぶのは大変だということでありまして。

 エフェクター用としては大容量のものを買いました。

 私の場合、デジタルエフェクターばかりで電気がたくさん必要です。

 売られているものの中では2アンペアのものが一番多く電流を供給できそうなのでそれにしました。

 残念ながら私が必要としているよりはちょっと足りなくて、一部のエフェクターは普通にACアダプターを使おうと思います。

 値段的にはけっこう高かったです。

 この先しばらく円安傾向が続きそうでありまして、海外製品であるこの機械は次の入荷分くらいから値上がりするような気がしてなりません。

 現状でもけっこうな金額なんだからとお金ができてすぐに入手しました。

 製造メーカーとしては定評があるっぽいです。

 電源がしっかりしているならそれに越したことはないでしょう。

 できたら電源関係についてはこの買い物を最後に残りの人生を乗り切りたいです。

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2024年5月29日

 【エフェクター環境の進捗メモ(ヴォコーダー編)】

 ヴォーカル用のエフェクターを購入しました。

 ちょっと古い機種なんですけど新品で買えるうちにとお金が出来てすぐに購入しました。

 主な使い方としてはヴォコーダー機能を活用したいです。

 ヴォーカル用エフェクターは現状いくつか存在しているんですけどヴォコーダーまで備えているのはあまりないです。

 楽器を弾きながら歌う人で、なおかつロボットみたいな声を必要とする人の数を考えると当然かもしれません。けっこう大変ですからね。

 ヴォコーダーの場合、音程制御は楽器で行うので、“歌”というよりはクチというか口腔全体の開け閉めとかに留意する必要があります。フォルマントフィルターのうま味を最大限反映させたいのですよね。

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 今回買ったこの機械は持ち運べる大きさですし軽量ですし音色メモリーが可能でありまして素晴らしいです。

 中身はRolandのいわゆる「ヴォーカルデザイナー」の系譜だ思います。私は出始めの頃に使った経験があります。けっこう使いやすくて便利でした。

 プログラマブルなヴォコーダーというのも案外少なくて、MIDIコネクタを備えて外部からのプログラムチェンジやコントロールチェンジを受けられる機種となると現状において多分これしかないと思います。

 いろんなパラメーターを動かせるので楽しそうです。

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 昨今のデジタルのヴォコーダーの質感はきれいといえばきれいですけど、かつてのアナログ・ヴォコーダーが持っていた味わいは少ないと感じます。

 せっかくなのでコクのあるジュワ~っとしたヴォコーダーサウンドを出したいです。

 スパークスっていうバンドの昔のアルバム「ナンバーワン・イン・ヘヴン」で聴けるような感じです。

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2024年5月29日

 【エフェクター環境の進捗メモ(エクスプレッション・ペダル編)】

 すでに購入済みの大きなマルチエフェクターにつなげるペダルを購入しました。

 任意のパラメータ増減を足元で調節できるのです。

 主に音色変化に使おうと思ってます。

 マルチエフェクターの機械そのものにもペダルは付いているんですけど、たいていの場合、ペダルは右端についておりまして。私にはこれがツラい。

 若い頃にスケートボードをしすぎた関係で左ヒザがちょっと悪いんですね。

 左に体重を預けて右足でペダルを操作という行為が頻出すると痛みが出てくるという。

 そんなワケでペダルを増設。左足で使えるようにしました。

 これで安心安全。

 他メーカーから出ている汎用ペダルではうまく動作しないのというので専用のものを購入しました。

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 エクスプレッションペダルによる音色変化の可能性は現状において飛躍的に大きく開かれていると思います。

 ジャズギタリストの井上銘氏がネット上の動画サイトで良いことをおっしゃっていて参考になりました。

 Line6社制作によるHX Stomp、HX Oneの使いこなしという趣旨の動画内であります。

 エクスプレッションペダルについて大きくさいての講話。ペダル開閉を多くのパラメーターに接続して音を動かす。あるいは演奏の補助とするという。変化幅を大きくとって劇的な変化を起こしてました。

 エフェクトで自分の狙った通りの効果を期待する一方、自分で制御できない部分も残しておきたいという考えにしろ、未来的ギターサウンドの在り方に対する言及にしろ素晴らしい見識。私も大いに同感。

 すごいエフェクターの“これはたまらん!”っていう部分はパラメーターを動かしている時に生じるものも多くあるというのが個人的な観測です。

 音楽は時間軸上の芸術であり同一音色が推移していくさまは曲のテンポ感を押すにしろ衰えさせるにしろ取り組みがいのある分野だと考えております。

 しかしギターを弾きながらエフェクターを操作するのは大変ですからペダルに多くを割り当てようと。

 他の操作子も複数存在する昨今ではありますが一番現実的でしょう。価格の面でも。信頼性の面でも。

 以上が今回エクスプレッション・ペダルを購入した理由なのです。

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 できたらペダル開閉情報を大きいマルチのセンドリターンにつないだ外部エフェクターにも送って制御したいと目論んでいます。

 エクスプレッションはコントロール・チェンジでいうCC#11ですけど、要は音色パッチごとに任意のMIDIチャンネルの設定を持てるのかが関心ごとです。まだ確認してないです。

 面倒ではありますが、左ヒザ保護にもつながるので取り組まなくては。

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2024年5月29日

 【エフェクター環境の進捗メモ(MIDIケーブル編)】

 数十年ぶりにMIDIケーブルを購入しました。

 エフェクター間を結んで複数のエフェクターが連動して音を処理する環境を作ろうと思っています。

 システムの名前はもう考えておりまして、「ザ・ヒジクロ」と名付ける予定です。

 シルバー・アップルズっていうアメリカの男性ふたり組の不思議なバンドがあったんですけど、大好きなんですけど、そのバンドの故シメオンさんが使っていた巨大な演奏装置の名前が「ザ・シメオン」って言ってたので、それにあやかろうと考えました。

 「ザ・ミカワ」っていうのもすでに国内においては存在しておりまして。これはノイズミュージック界では世界的に有名な美川俊治(みかわ・としじ)さんのシステムです。

 思うにこういうのはちょっと耳慣れない名前の方が引き立つような気がします。前例を見るに。そこで私のちょっと変わった苗字を押し出すと良いのではって思うのです。

【曲】子リカオンの菓子パン

lycaon sweet buns

 本日はいつもと内容を変えて、私の作った音楽のご紹介をさせていただこうかと思います。
 古い曲で、10年くらい前に作ったものです。

 タイトルと歌詞は以下のとおりです。

『子リカオンの菓子パン』

 カニ あん カレー
 ウグイス ジャムパン
 (くりかえし)

 たなにならんでいるパン
 おくから手まえへ
 (くりかえし)

 下に曲データを貼り付けておきます。
 環境の合う方は聞いてみてください。

https://hijikuro.com/blog/wp-content/uploads/2016/07/kasi_pan_071030.mp3
 ダウンロードして聞きたい方は上記のリンクから右クリック保存してみてください。

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 タイトルはずっと未定のままだったんですが、本日の朝に決めました。
 意図したわけではないですが10年ごしになっちゃいました。

 曲のイメージも固めました。
 リカオンの姉弟が早朝の町にパンを買いに行く風景です。

 リカオンのお母さんの具合が良くなくて、朝ごはんを作れなかったのかもしれません。
 パン屋さんでパンを買って公園で食べて、その後、登校する予定だと思います。

 学校から帰ってくる頃にはお母さんの体調も戻っているでしょう。

 絵的には兄妹のつもりでしたが、最初にできた男の子の方が弟っぽくなってしまったので、残りの片方はお姉さんにしました。
 お姉さんは利発そうですね。
 買ったパンを味わいつつも、いつか自分でも同じ味を作ってやろうというタイプです。
 そのさいは弟にも食べさせて味のチェックをするのではないでしょうか。

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 リカオンはアフリカに住む肉食獣です。犬に似ています。しっぽの先が白くて、耳が大きいのが特徴です。

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 最後に曲のデータ的な部分も記録しておこうかと思います。
 シンセサイザーはエンソニック社という今はもう無いアメリカの会社が作った「ESQ-1」を使いました。1980年代中頃の機種。けっこう古いシンセです。
 今となってはちょっとはっきりしたことは言えないですけど、音を聞く限りほとんど「ESQ-1」だと思います。
 私は基本的に自分の曲に使うシンセの音色は自作です。プリセット音色は使いたくないタイプです。ドコのドナタ様とも知れぬ赤の他人が作った音なんか使えるかってお話ですね。

 しかしドラムは手持ちの音素片を貼り付けて作っています。シンセの音色とは違ってドラムの音が収録されたCD−ROMやDVDを買うのはかなり好きです。傾向としてはクリアでは無い音が好きです。
 嫌いな人名はボブ・クリアマウンテンです。
 もんやりした音が私は好きなんですね。フォギーマウンテン・ブレイクダウンですよ。嫌いな音楽レヴューは「分離のいい録音」とか書いてあるやつですね。セパレーションがうまくいってなくてドラムのオーバーヘッドが拾ってしまった仮歌が残ってる録音とかは非常に好きです。初期のG.B.Hとかですね。

 曲の制作データにお話を戻しますが、この当時の私はパソコンソフトの「キューベース」という音楽用ソフトを使っていました。

 声はボコーダーと呼ばれる機械を通した処理になっています。たぶんローランド社の「V-Synth」だと思います。
 ボコーダーという機器は油断すると何をしゃべっているかわからなくなってしまって、私個人はそれでもいいんですが、聞いていただく場合、多くの方は「何を言ってるのかハッキリさせてほしい」とおっしゃいますね。V-Synthは比較的最近の機械だということもあってそれなりにヌケがいいので後の処理は楽です。

 曲調としてはテクノポップみたいな感じです。
 私はこういうものしか作れないので、この先にみなさんにご紹介できる自作曲もおそらくこういった路線ばかりになると思います。
 つまりテクノポップ風が苦手な方が、私のご紹介する曲を聴いてみる必要というのは、今後未来にかけても限りなく低いということでもあります。まぁ無理なくお付き合いください。