通常であれば毎日このブログにはマンガのヒトコマを掲載しておるワケなんですが、オリからの多忙でクビも回らない状態です。
本日はかなり手抜きなんですが、お写真１枚を掲載するコトでお茶をにごそうみたいな、そんなコンタンです。
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ご存知の方も多いかと思うんですが、きのう、純音楽家の遠藤賢司さんが亡くなっちゃいまして。
私はアルバム１枚の他には関連音源数曲しか持ってないって程度の人間ですんで特別なことは書けないのですけど。
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もうずいぶん前の話になりますが、立ち読みしてた雑誌に遠藤さんがお出になってて、愛用のギターとかジーパンを公開されておりました。
ご自宅で撮影したらしくタタミの上で愛用品を誇らしげに手にとって紹介されてましたね。遠藤さん。
そのジーパンがかなりカスタマイズされたものでした。たぶんご自分でペイントしたりカラフルな布を縫い付けたりされたのでしょう。
そのセンスが非常に良くて。生命力を感じました。
そしてちょっと「私のセンスにも似てるトコロがあるな」って感じたんですよね。センエツながら。
そんなワケで本日は、私の革ジャンのご紹介です。
今はもう着ないんですけど、「上着はこれくらいしか持ってない」っていう期間が長くて、10数年愛用しました。
こういう革ジャンを着てる人はたいてい夏でも革ジャン着てるんですけど、私もそうでした。
そうとう暑いのでは？と思われるかもしれませんが実際とても暑いです。
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私が特に遠藤さんのセンスに近いのではって思うのは左腕のチューリップとかお花が咲いている部分です。
パンクロックファンの人の革ジャンって、むしろガイコツとか炎とかがブワーってなってる場合が多いのですが、私はそういうガラでもありませんのでお花とクマにしました。
これは皮革を扱っているお店で白い皮を買ってきて、アクリル・ガッシュっていう絵の具を何回も塗っては乾かしを繰り返し、そして切り抜き、そしてぬい付けるという行為を経て完成するものです。
革ジャンに革のアップリケをぬい付けるのはそうとう大変なのでは？って思われるかもしれませんが実際めちゃくちゃ大変ですよ。
製図に使う非常に細い針がついた穴打ち器（つき針）があると非常に重宝します。それと手芸店で手に入る親指にはめる革製で金属のデコボコ面で針をぎゅうぎゅう押しても指が痛くないっていう特殊な道具も必要です。
くれぐれもケガには気をつけてください。
私の場合、ボンド等の接着剤は使用しません。
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胸の前のあたりにタテ書きしてあるのは「ビート・マイ・ブレイン」っていって、コレはイギー・ポップさんの海賊盤のタイトルです。とてもかっこいいなって思って引用したんですけど、盤自体は持ってないです。
その上はミッキー・マウス氏とミニー・マウス氏がキスをしているアップリケです。ラブ・アンド・ピースですよ。
右腕の白い星マークはジグ・ジグ・スパトニックっていうイギリスのバンドのロゴです。
手首の方の青いロボットっぽいマークはポップ・ウィル・イート・イットセルフっていうバンドのロゴです。
エレクトリックっていう文字と、左腕の八分音符は「エレキ仕立てのエイトビートがとても好きですよ」っていうサインのつもりです。
背中にも大きな絵が描いてあるんですが、その辺はいずれまた。
なんて思ってたらなんと海の向こうでファッツ・ドミノさんも亡くなっちゃって。いやしかし俺にはまだグレート・ボール・オブ・ファイヤのジェリー・リーがいる、って感じなんですけど。これまたそうとう高齢なんですよね。仕方のないコトではあるんですが。
