「公開・ヒトコマずつマンガ」カテゴリーアーカイブ

犬パトカー「かつがれるカッパさん」

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 ラジオでファッツ・ドミノさんの「エイント・ザット・ア・シェイム」と、ジョン&ヨーコ「ハッピー・クリスマス」を聞きました。NHK第1「すっぴん!」からでした。
 同じくNHKラジオ第1「ごごラジ!」で、グリム・スパンキーの「大人になったら」を聞きました。DJマサオさんスペシャル「4時間・音楽特集」でした。

犬パトカー「つかまるカッパさん」

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 ラジオで「ステフィとネッリの物語」という小説の解説を聞きました。NHK第2「カルチャーラジオ 文学の世界」でした。

 今朝のことですが、番組表を見たら「大人が味わうスウェーデン児童文学」との文字が目に飛び込んできました。
 「スウェーデンの児童文学といえば、「長靴下のピッピ」的な楽しいお話かも!」と思って飛びつくように聞いたのですが、期待に反してかなり重い内容のお話でした。しかし抜粋された朗読の文章が非常に良くて聴き入ってしまい、番組の最後では涙ぐんでしまって大変でした。

 小説のタイトルは「ステフィとネッリの物語」というものでした。すこし年の離れた二人の姉妹の目を通して、家族だったり戦争だったり、人種差別だったり、愛情など、そしてポジティブなだけで無く、人の心に強くこびりついて離れないようなネガティブな感情までもが表現された小説であるようです。これはもう素晴らしい作家さんの作である雰囲気が濃厚です。

 ふたりの姉妹は年齢的には少ししか離れていないものの、成長期ですから数歳の差であっても物の見方だったり感じ方、受け止め方が違って、読者としてはハラハラしたり応援したり悲しくなったりするのではないかと思いました。そして姉妹それぞれのふたつの視線が物語の中で並行することにより、お話であつかうテーマが立体的に描かれていくことに感銘を受けました。
 ココまでくるとゼヒそのお話を読んでみたくなるのですが、けっこうなボリュームの本であるようです。これはむずかしいかな…。

 読書的なおハナシになりましたので近況報告的に記しておこうと思うんですが、現在の私は音楽家の大友良英さんの「ぼくはこんな音楽を聴いてきた(キチンと調べていないのでタイトルがちょっと違っているかもしれません」を読み始めたトコロです。案の定オモシロいです。

犬パトカー「ねこちゃんのうしろがわ」

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 以下の長文はすべてラジオ日記です。NHK第1「すっぴん!」を聞きました。

 水曜日パーソナリティーのダイアモンド✡ユカイ氏所有の盤からローリング・ストーンズ「シーズ・ア・レインボウ」を聞きました。モノラル・ミックスだとおっしゃってたかもしれません。

 近年、様々な名盤がモノラルで再発されることも多いようです。私個人はあまりミキシングだったり音質にこだわりはないのですけど、いろんな視点から名盤を見つめ直せるのは良い点ではないでしょうか。
 もちろんストゥージスの「ロウ・パワー」くらいミキシングで印象が激変すれば別なんですけど、基本的にはポータブル・ラジオで聞いても伝わるかっこいい曲が私にとっての名曲です。

 「ユカイな江戸暮らし」のコーナーで江戸時代の「年越し」について学びました。お正月のおモチに、当時の江戸の人たちが寄せていた熱い情熱について学びました。これが大変に面白くて印象に残るお話でした。

 本日のゲストは、ジャズバイオリニストの寺井尚子さんでした。生演奏があったのですけどこれが大変に素晴らしかったです。「枯葉」のスリリングで美しいコトといったらありませんでした。

 私が長年温めている疑問に「ジャズ・ミュージシャンはなぜ「枯葉」とか「茶色の小瓶」を手放さないのか?」というモノがあります。私にとってはどう聞いても駄曲なんですよね。少なくとも何十年も引っ張る曲じゃないと思います。もしかしたらジャズ・ミュージシャンの曲に対する審美眼はゼロなんじゃないかとすら疑っています。
 ジャズは即興が身上とはいえ、土台になる曲そのものがとっくに腐ってるワケで、技巧を凝らしたワザをいくら乗せようともあえてソレを客前に出す神経はどうかしているんじゃないかと常々思っているんですが、本日の寺井さんの演奏は素晴らしく新鮮でした。伴奏のピアニストの北島直樹さんのバックアップも非常に繊細で緻密。ダイナミックなアレンジ。素晴らしかったです。ちょっと宇宙が見えました。

 生演奏としては他にも、放送中にリクエストされた「ドナ・リー」に即座に応じてみせるという局面もありました。これがまたベラボウに素晴らしかったです。
 「ドナ・リー」という曲はロック畑でいうとジャコ・パストリアスさんにカブれたベーシストがスキさえあれば弾きたがる迷惑な曲としても知られているんですが、達者な方が弾くとココまで素晴らしいのだと感激しました。

 私にとってはマイナス・イメージ大なふたつの曲の印象を完全に払拭してくれた本日の生演奏にとてもとても感謝です。修練を重ねた挑戦心に溢れるプレーヤーって本当に素晴らしいです。ああいう人たちは常に限界を目指しているのだと大きな感銘を受けました。ガーゼのアルバムでいう「限界は何処だ」ですよ。

 番組で最後にかかった曲は遠藤賢司さんの「ラーメン・ライスで乾杯」でした。非常に良い曲でした。遠藤さんのボーカルと、歌において表現されたココロイキが素晴らしかったです。遠藤さんがまだ生きてるみたいで、エンケンさんそのものだと感じました。
 今年の年末には同じくNHKラジオ第1で、大友良英さんによる遠藤さんの音楽の特集が予定されておりますので忘れずに聞こうと思います。

犬パトカー「もんくありありキャット」

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 以前に提出したイラストの修正が2点ほど入ってまいりました。朝のうちに終わらせました。「高校生向けのイラスト」です。
 このお仕事は、すでに大量のイラストをおさめまして、修正作業もそれなりにありましたけど、そろそろ大詰めという感じです。大詰めといっても、製品化が間近なのだろうな…というだけで、私にまわってくる作業としては、たまにポツポツと入るだけとなっています。

 以下は恒例のラジオ日記です。本日もNHKラジオ第1の「すっぴん!」を聞きました。
 ゲストとしてカラテカの矢部さんがご出演。矢部さんが出版された絵本について。あまりちゃんと聞けなかったのですけど、良い内容だったような気がします。NHKのサイトの聞き逃しサービスを利用して、全部聴き直そうと思います。

 火曜日パーソナリティーのユージさんの11時台後半のコーナーで、ビング・クロスビー氏の「ホワイト・クリスマス」を聞きました。
 今週のユージさんの主張としては「クロスビー氏は完璧な人格を備えた人とは言い難いかもしれない。でも、そういう人が歌う“美しき歌”にも“深み”とかその他の価値ってものがあるんじゃないでしょうか」みたいな感じでした。
 これは私個人の考えとも近いのかなと感じました。私の場合はパンク・ロック愛好家ですから、特にそうなのかなって気がします。

 なにはともあれクロスビー氏の「ホワイト・クリスマス」は完璧。うっとりしますね。