本日のラジオな話題なんですけど。NHKラジオ第1「文芸選評」は俳句。題は「髪洗ふ」でした。
「髪洗ふ」で季語的には「夏」なんだそうです。内容的には心を入れかえる、リフレッシュするみたいな感じでした。
「ひるのいこい」も聞きました。久しぶりの放送。今週は九州などのお天気が荒れまくり、そのためニュース延長がもっぱらでした。いやーほんとに大変だったみたいですね…。雨こわい。
番組の内容的には「サクランボの話題」「ツバメの子育ての話題」「ハクセキレイの話題」などでした。「暮らしの文芸」の句もハクセキレイを描写したユーモラスな歌だったように思います。
聞き逃しサービスで7月3日の「ひるのいこい」を聞き返しました。
私のブログですと「大西ゆかりと新世界の演奏に、昭和のロック演歌というかダウンタウン・ブギウギ・バンド的な息吹を感じた」的なことを書いたんですが、この日の「暮らしの文芸」がまた私には衝撃的で。がしかし後半の内容がよく聞き取れなかったので、再び聞いてみました。
内容的には「自分の羽色が黒いとは知らないクロアゲハがヒラヒラ飛んでいる」「太陽の光に透けて地面に落ちるチョウの影の色はむしろ薄くなっている」「その影を追うようにしてヒラヒラいっちゃった」。
こんな感じだと思います。
結局のトコロ、耳で「音」として聞くだけですので、最後の部分はどうとでもとれる感じでよくわかりませんでした。
著作権をカンガみて内容を描写するにとどめたワケなんですが、最初に聞いたときにはワケがわからず「ハァ?」とか思ったんですが、2度目の朗読で風景がババンと目の前に広がってきてビックリしました。私にとってはかなりの名句です。
元の句の言葉選びは秀逸だと思いますので、興味がある方はNHKのサイトで聞いてみるのも良いのではないかと思います。月曜の午後までは聴けるようです。一番最後の1分くらいです。