「ブログのリスくん」カテゴリーアーカイブ

とりかこまれるウォンブー

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 本日のマンガ制作は苦労しました。いやー。大変でした。

 ついでにマンガの今後の見通しについてお知らせしておこうかと思います。
 実はこの数週間、お話のスジを考えておりました。
 かなりラストシーンが近づいてきたんですが、問題がありまして。
 展開にこまるタビに登場人物を増やすコトでなんとかスジをつなげてきたんですけど、そのシワよせが全部ラストに集まってきちゃってまして、要するに各方面を丸くおさめるのが非常に大変です。

 「ああでもない、こうでもない」とアタマを使ってようやく「こんな感じかな…」という案をまとめました。本当の最後のシーンは決めてませんが、だいたいうまくいきそうなレールは引けたと思います。あと50コマくらいの予定です。

 何回か申し上げておりますが、今進んでいるこのマンガは実は別のお話だったんですけど「大変だ! イラストのお仕事が忙しい! ツチブタやウォンバットのおじさんの落書きで急場をしのごう!」…。というだけのつもりでしたのに「なんだかこれはマンガになりそうだぞ…」って感じにボンヤリと発車してしまったものです。このボンヤリの代償が非常に高くついたなって感じですけど今さらホゾをかんでも遅いのです。

 ハッキリとした世界観の提示も無しに、その場その場のホンワカとした楽しさのみでココまで引っぱってきて申し訳ありません。

 一応ちゃんと終わらせるだけ終わらせますので、よろしければどうぞお付き合いください。

たちあがれウォンブー

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 本日もNHKラジオ第1「すっぴん!」を聞きました。
 朝8時半からのコーナーでは「アウトサイダー・アート」について。最後の5分くらいしか聞けなかったのですが、後日、番組のサイト上で内容が聞けますので、そちらを利用させていただこうかと思います。

 ジェファーソン・エアプレインの「サムバディ・トゥ・ラブ」が流れました。サイケデリック・ロックの古典にしてヒット曲です。
 個人的にマイルス・デイヴィス氏の「フィルモア・イースト関連」の作品を聴いておりましてジャック・ディジョネット氏のドラムがスゴい。恐ろしくさえ聞こえる部分も多々あるって感じなんですけど、この「フィルモア・イースト」って会場は上記のジェファーソン・エアプレインも演奏した場所であるのだとか。
 よく耳にする会場名ですけど、存在としては4年ほどだったということも知りました。その割にその名を冠したライブ盤は多い。しかもその多くが未だに聞きつがれているという。マしかし60年代末から70年代初頭っていうのは本当にロック・ミュージック的にはスゴいです。

 近くの公園に行ってきました。バラの季節です。
 一瞬ですが富士山のてっぺん付近が、ほんの少しだけ見えました(写真ではほとんどわからない感じですけど)。

階段を上ってきたあたりです

 今回もお写真の色合いをパソコンソフトでかなりいじっております。
 クリックすると少し大きくなります。

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 きれいにたくさん咲いておりました。

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 下の2枚の写真は、今週のラジオでダイアモンド✡ユカイ氏が語っていた「ピース」という品種のバラです。これはたしかに花びらの部分が大きい。見栄えのするお花です。

ピース

 ちょっとヒカゲになる部分に咲いていたんですが、その分、やわらかな花びらのようすを写真にとらえることができたかな、という感じです。

 バラ園全体に言えることですが、まだまだツボミもバンバン芽吹いてきているようでした(下のお写真中央参照)。

よっぱらいウォンブー

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 ラジオ日記です。NHK第1「旅するラジオ」を聞きました。
 青森県の「おいらせ町(ちょう)」からの中継でした。
 土地に200年くらい昔から伝わる「ニワトリの舞い」の音楽の演奏と実演の様子が流れました。鶏舞(けいばい)と呼ばれるんだそうです。本州の北の方にはよく見られるようです。

 実はこの数週間、ラジオ第2で「ニワトリはいつからニワにいたか」というレクチュアを聞いています。
 そこでもニワトリの格好をして踊りを捧げるというのはとても古い歴史がある。というお話だったんですが、まさに本日、その実例を聞くことができたというわけです。
 レクチュアで扱う内容は「ニワトリの舞い」以外にも幅広いのですが、特にニワトリの「朝を告げる能力」にかなり多くのものを重ね合わせていたようです。昔の人は。けっこう真剣に。
 私には単純な興味もありつつ、大きな疑問「ナゼそこまでつきつめてニワトリに?(という感じです)」も抱いておりますので来週以降も聞こうと思っています。

 昨日のエントリでちょっと触れた“クレオール”なんですけど、私の誤解もかなりの部分、溶けてきたようです。ずいぶん長い間まちがっていたものです。いやはや。
 特定の“クレオール”人みたいな集団がいるかのように思っていたのですが、もう少しフンワリと“混血の人”とか“混じってますよ”みたいな状態をいう言葉だったようです。イギー・ポップさんの「ミキシング・カラー」という曲を聞きました。

 言葉の面でも“クレオール”という状態があるみたいです。言葉というものが私が思っている以上に変質しやすいものだと知って驚きました。実用的である反面、細やかな表現からは遠ざかったりするようです。なるほどねぇ…。

こらえガール

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 NHKラジオ第2で「アメリカの音楽」についてのレクチュアを聞きました。
 本日はジャズの誕生からビバップあたりまでのお話。
 黒人と白人とクレオールの人たちが出てきました。

 たぶん詳しい人には自明かと思うんですが、私は長いこと、「クレオールといえばケイジャン・ミュージックとかザディコに関わった人たち」って思っていたんですが、これはかなりザツな認識だったみたいです。
 使われる土地によってクレオールという言葉の意味するトコロが変わるみたいなんですよね。もう少し良く調べたほうが良いみたいです。事実を見誤りそうです。

 ラジオ第1の「すっぴん!」も聞きました。冒頭はピーター・ウルフ。最後の曲はジョージ・ハリソンという、私のようなロック・ファンは大納得の曲ばかりかかりましたが、こんなにロックに寄せちゃってイイのかと心配になりました。

 先週のパガニーニさんのレクチュアに続いて今週はリストさんについてのお話を聞きました。音楽的にも人格的にも外見的にも卓越していたという、まるで超人です。
 個人的に調べたところ、晩年は無調に関心が向いていたそうで、1800年代の終わりくらいからそういう機運があったのだと学習しました。
 リストさんご自身は後期ロマン派に分類されるそうなんですが、音楽的な興味は晩年まで進化し続けたのだなと思わされました。
 無調を欲した動機について、むしろ調性の拡張であったのだ、なんていう記述を目にして認識を新たにしました。

 ダイアモンド✡ユカイさんがバラの品種である「ピース」について解説するコーナーもありました。本日冒頭の選曲といい、先日は「ホワッツ・ゴーイング・オン」の生歌披露もありましたけど、真剣な思いの一端が伝わってくるようでした。

 「ひるのいこい」ではリスナーから「草笛の吹き方を娘に教えてあげた」という良いお話から始まり、ロミ山田さんの「まりこ」という、これまたイイ曲が流れました。

 個人的にはマイルス・デイヴィスさんのフィルハーモニック・ホールでのライブ音源を聴いています。先日に聞いた「レイティド・エックス」の録音直後のライブだったんですねコレ。ネットで調べたんですけど。
 メンバー的にも同一であるらしく、確かに聞いた感じも「そういう感じだ」って感想です。打楽器奏者が多くて強化されてるなっていう。
 ライブでギタリストがレジー・ルーカスさんお一人ってケースがあると知らなかったのでいまさらなんですが驚きでした。だいたいピート・コージー氏とセットじゃないかって考えておりました。