「ブログのリスくん」カテゴリーアーカイブ

おきあがりボーイ

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 本日より歯医者さんのお世話になっています。
 虫歯に詰めたモノが取れてしまって、そうとうの期間、放置していたんですけど、とうとうカンネンしたという次第です。かなり削っていただきました。

 次の予約日は来週の月曜日です。それまで様子を見て痛みがもし出たら「神経を抜く!」と宣告されました。今から気が重いです。

 それと私のコーヒー好きがいけないのですが、「あなたの歯は汚いのでキレイにさせていただく!」と宣言されたのち、処置をしていただきました。
 今しがた帰宅して鏡で確認してみたトコロびっくりするほど歯の根元がキレイになっていました。多少、元日ハム・ファイターズの新庄剛志に近づきましたかね。近づいてませんけどね。

 以下は、ラジオ日記なんですがNHKラジオ第1の朝の番組「すっぴん!」。宮沢章夫さんによる「スネークマン・ショー」の紹介&解説に耳を傾けました。
 宮沢さんはなんでもお仕事の関係で桑原茂一さんの作業を間近に見ていたコトがあるというおハナシで、大変に興味深い深部に迫ったその事情を披露してくださいました。
 いわく「もともと音楽畑の方たちなので、ギャグの作り方も音楽的であった」みたいな感じでしたかね。

 午後の番組「旅ラジ!」も聞きました。今週は福島県の町々をめぐるそうです。1発目は富岡町(とみおかちょう)からでした。
 東京ナンバーワン・ソウル・セットの方がご出演するというアナウンスに思わずそのままラジオを聴き続けたんですが、そもそも東京ナンバーワン・ソウル・セットのメンバーの方が福島のご出身とは全く思っておりませんでしたので、けっこうビックリしました。このラジオを聞いていなかったら、みなさん、東京のご出身なのかと思い込んだままの私でいるトコロでした。

 東京ナンバーワン・ソウル・セットについては全くの無知である私なんですが、メンバーの渡辺俊美さんのギター弾き語りはかなりの美声でよかったです。ボーカルをとるのはビッケさんだけだと思い込んでいたのでコレマタびっくり。本当に知らないコトだらけですよ。

 文章が長くなりましたが、NHK・FMにおいて「歌謡スクランブル – 郷愁の昭和歌謡集 -(1)」という番組も聞きました。
 本日は1930年代から50年代までの流行歌のまとめ。

 このところNHKラジオ第2の「アメリカン・ミュージックの系譜」を聴き続けている私ですが、先週でしたか、プレスリーが登場してポピュラーミュージックのスウセイがパッキリと変わるという。
 そういった転換点がやはり日本にもあったと思うんですが、本日の番組においては小坂一也さんあたりなのかなっていう感じでした。

 他には「二人は若い」とか「うちの女房にゃ髭がある」が流れました。昭和期における日曜お昼のテレビ番組「のど自慢」では定番だった2曲ですね。なつかしく聞きました。
 とくに「うちの女房〜髭」の歌詞の一節「パピプペポ」は米サーフ・バンドのトラッシュメンの「サーフィン・バード」の一節「ウママーマーママ、ウママーマー」に匹敵する好フレーズだなとの思いを新たにいたしました。

どうぶつにはげまされるボーイ

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 本日はラジオで唱歌の歴史に親しみました。NHKのラジオ第1「歌の日曜散歩」です。
 「おぼろ月夜」や「ふるさと」、「春の小川」を作詞した高野辰之さんの記念館の副館長の方が電話でご出演されました。
 やはり唱歌の中でも特に有名な曲ぞろい、ということでリスナーのみなさんの反応が良かったです。気持ちのこもったご感想が寄せられてました。

 高野辰之記念館は長野県の北のほうにあるそうです。中野市という所です。スゴいのは、童謡や叙情歌等で有名な作曲家の中山晋平さんもこの地のご出身だそうで、中山さんの記念館もまた近所にあるというご紹介でした。

 ネットにて、お二人の残した仕事のリストを拝見するだけでもずいぶんと楽しかったです。楽しい曲が多いですね。

 高野辰之さんのお仕事に戻しますが、「春の小川」。こちらの歌のモデルとなった“川”については、ひとつには渋谷へと流れる川だとも言われおりますようで、私もテレビで、今は暗渠になっているようすを視聴したことがあります。
 高野さんの東京のお住まいが代々木3丁目だったそうで、川の源流点もその近所だと今朝、ネットで調べていて知りました。

 私が東京で暮らしていたのは20年ほどなんですけど、実はこの一帯でほぼすべての生活が完結しておりましたので、この辺は記憶がいっぱいあります。ですが何しろ都心というのは小さな川であるとフタをかぶせちゃいますので、川のイメージは無いですね。いちどこのへんのちょっと谷になっているアタリにあるシンセサイザーを修理する工房に重いシンセを持ち込んだコトなんかもあるんですが。

 そのほか思いつくままに書きつらねると、アートネイチャーのビルの裏にあった工務店で何年かお世話になって建設現場で働いていたこととか、首都高の高架の下で千円札を拾って初台の交番まで届けたこととか、今さっき殴られましたっていう感じに目の周りがこんなにキレイに真っ黒くなるんだというようなアラブ系の男性に新宿駅の方向を教えたら感謝されて握手を求められ、握った手が肉厚で暖かかったものの手の皮がザラザラにささくれだっていて「うわぁ、こりゃ乱暴された際にアスファルトか何かの地面に手をついてるぞ、この人…。」という触覚情報に思わず「がんばって生きてくれ」と思ったことなど。
 そんなコトがまさにこの代々木3丁目と4丁目のさかい目付近の私の思い出ですが、どうにも童謡のインスピレーションの元にはなりにくい感じですね。
 ダメだこりゃ。って感じでしょうか。

タマゴ&トリ

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 ラジオで作家・高橋源一郎さんがブレイディみかこさんのご著書の紹介をされてました。託児所のことがらに関して。NHKラジオ第1「すっぴん!」8時台後半のコーナーです。
 ブレイディさんはイギリスで託児のお仕事とかされている方で、そしてまた私のようなイギリスの初期パンクからニューウェーブとか大好きだぜっていう人にも知られた方です。ネットで読める文章においても初期パンクとかをモロにかぶった人々のその後、現在の姿みたいなものが読めたりして、私にしてみれば生き別れの兄弟のその後を知る…みたいな心境になったりします。みんなおっちゃん、おばちゃんだよ、今や、って感じでしょうか。昔、ラフィンノーズのチャーミー氏が、「パンクロックが好きな人って、音楽ファンっていうより、そういう人種みたいね。」なんて感じの事をおっしゃっていたように記憶するんですが、まさにそういう人って死ぬまでパンク。ブレイディさんの書いたものを読むときって「パンクスの明日はどっちだ」って思いがタビタビよぎる私です。
 ま、それはともかく。ラジオでの内容は、保育士ひとりに対して幼児はどれくらい受け持てるものなのか、適正なのかという事が紹介されていたように思います。かなり感動的なエピソードも朗読されました。

 「ひるのいこい」で木村好夫さんのギターで「兄弟仁義」を聞きました。
 「ひるのいこい」には一番最後に「文芸コーナー」がありまして、だいたいホノボノとしたイイ歌が詠まれる事が多いです。今週ですと「陽が落ちてカエルの声がひびく夜になったよ」みたいな感じですけど。ごくまれに規格外のびっくりするような歌も紹介されます。
 土曜の「文芸選評」であれば、その道の先生による解釈だったり歌から見えてくる光景について話がひろがるんですが「ひるのいこい」は良い意味でも悪い意味でも詠みっぱなし。油断ができません。
 本日の歌は「監視カメラ」に映った「人」が「5時間あまりをかけて歩いて帰宅した」というような内容でした。私の解釈に誤りがなければ。
 確たる手がかりは歌に詠まれていないのですけれど「人」とは「徘徊老人」でしょうか。あるいはそう誤解されてもおかしくない高齢の方なのか。

 2010年代の“今”を写し取りつつも決して冷たい印象があるワケでも無いっていう一句だったかなと思うのでした。そんな次第でして聞き逃せないんですよね。10日に1回くらいは「えぇっ!?」っていうのが来る印象です。1週間に10日来いですよ。ぜんぜん違いますけどね。