両手が出ました。

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 今朝はカンちがいをしたようです。町内の公会堂のお掃除があるかと思って、行ってみたら、他の組の方たちの当番の日でした。カッコわるかったです。

 お昼から、近くの公園で、演奏会があったので、見て来ました。
 公園の中に古い民家を移築した建物があります(本日の写真もクリックすると少し大きくなります)。
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 りっぱなおタクですね…。しょうじが閉まっていますが、室内に、楽団とお客さんがいるのです。

 私は、時間に遅れてしまったので、外のパイプ椅子に腰かけて音楽を鑑賞しました。ハタから見ると「パイプ椅子に座って古民家をながめている奇特なヒト」に見えて、ちょっとオモシロいのですが、その実体はココロから音楽文化を愛好する善意の小市民なのです。
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 本日の企画は、主にフルート属のアンサンブルによるものでした。
 声楽の方も招かれていて、イイ歌声をひびかせていました。
 下に映像を貼ります。(7秒くらい)お使いの機器で見られる方、どうぞご確認ください。

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 演奏のあと、ついでですので、公園の中にある博物館にも行きました。
 今日は、「富士山を題材にした絵ハガキ」の展示でした。
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 次の企画も楽しみです。「富士山の噴火と古墳時代」だそうです。これは見逃せません。そしてその次の「東泉院」も興味があります。楽しみです。

 ところで本日の「絵ハガキ」なんですが、どんなモノなのだろうと拝見しました。非常にボーダイなコレクションから厳選したそうで、さすがにミゴタエがありました。
 すべて古い絵ハガキでしたが、印刷技術のあゆみも感じられて有意義でした。

 印刷物以外の物もありました。外国から来た旅行者向けの非常にコった(多分、高価な)絵ハガキです。
 なんと漆絵(うるしえ)です。生産に手作業を惜しみなく投入した一品。
 そんな調子で、他にも寄木細工(よせぎざいく)であったり、油絵の物までありました。

 空想の中の日本を絵にしたオモシロい絵ハガキもありました。
 お城のすぐワキに富士山があって、その手前を人力車に乗った日本髪の女性が乗り込んでいるものです。
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 実在しない場所を描いていますが、外国のヒトに“ジャパン”を伝えるには、コレが良かったんでしょうね。

 私も仕事で、実際にはあり得ない状況を絵にする事がシバシバあります。そんな時は「コレ、ウソの情景なんだよなぁ…」と思いながら作業するんですが、昔からこういうお仕事はヒンパツしていたんだなぁ…と、イマサラながらに感じ入った次第です。

 他には茶畑の中に晴れ着の女性が入り込んで写っているという合成モロバレ。というか、写真合成を隠そうともしていないハガキなどがオモシロかったです。

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 富士山を題材にした博物館の企画と言うと、昔のヒトの宗教観が伝わる企画も多いのですが、今回は商業活動がオモテに立ったもので、これも非常に興味深いモノでした。