仕事に着手します。

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 (かなり更新が遅くなりました。文章だけは書いたもののイラストの仕上げに手こずってしまいました。申し訳ありません。)
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 久しぶりにお仕事を頂きました。これからがんばります。
 今日は自転車で郵便局に行った後、少し坂を登りました。暑いので少し登っただけでもコタえます。夕方から睡眠をとりました。
 最近、外出する際、意図して知らない道を選ぶようにしています。つい先日は近所に風穴(ふうけつ)がある事を知ってかなりビックリしました。ヒトが入れる大きさのドウクツが80メートルちょっとも続いているそうです。けっこうな大きさです。
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 風穴というのは火山からドカーンと噴き出した溶岩がドドドと斜面をくだって冷えていく過程で出来るものらしいです。富士山の周りではめずらしくなくて、富士山をとりかこむ東西南北にまんべんなくポコポコと存在しています。
 そこまでは私も知っていたんですが、先日存在を知った風穴は標高にすると150メートルあるかないか。富士山の近くではありますけど、傾斜はかなりゆるやかで住宅と工場と畑が混在するヒトの活動の影が濃い場所です。
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 「富士山ハザードマップ」というのがありまして、もし噴火したらどの辺がどのくらいヤバいかを記したものなんですが、それによれば危険度はさほどでもない地域です。仮に溶岩ダラダラの危機を迎えたとしても到達までに数日あるんじゃないかって言う場所です。
 もちろん富士山のドコから噴火するかも多いに関係してきます。
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 話を、近所の風穴に戻します。約1万年前に出来たものだそうです。それくらい昔の事なら、何となく安心します。まぁ実はこの数日、周辺の風穴について調べてみたら、私が良くウロウロしている地域にもあと2つの風穴があってびっくり。そのうちのひとつは約1500年前と言う、割とつい最近出来たものだと知ってさらにビックリしました。
 風穴が出来るくらいの溶岩なんて間違いなく相当な高温です。そんなマガマガしいものが昔のコトとは言え、この辺でドロッドロしていたとおもうと戦慄いたしました。
 ちなみにどうやら防火水槽を作ろうと思って地面を掘ったら風穴があったよ〜。大発見!というノンキなイキサツであったようです。まだまだこのへんの地下には多くの風穴が眠っているのかもしれません。
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 富士山の溶岩は、他と較べると粘度が低くサラサラしているそうです。そういう性質があるので、遠くまで広がるのかも知れません。
 富士山のてっぺんから南にザーッとスルガ湾までゆるやか〜に連続した地形が広がっていて、富士山が美しいとされる独特の風景を作っているんですが、どうやらそういう地形のだいたい全部が噴火した時の溶岩がサラサラ〜ッと広がったせいだと思った方が良さそうです。認識を多いに改めました。
 昔は富士山一帯が溶岩でブスブス言っていた時期があったのかも知れないです。もしその光景を目撃した昔のヒトがいたら、世界の終わりだと思ったのではないでしょうか。
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