音関連の制作環境について…

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 ハードウェア環境で曲を作っています。
(以下、コマゴマとしたお話が続きます。)


(下の図はクリックすると大きくなって字が読めるようになります。)
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 こういう図は無機質なデザインの方がそれっぽいのですが、そんな決まりきったケーフにイーダクダクと乗っかる事を良しとしてイイのか? いや良くないというワケで、良く分からない地紋を多用して仕上げました。
 特に背景に使った地紋は、この先、一生使う事は無いだろうなというイヤなガラ。ことのほか気に入っています。
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 特に好きなものを図にとりあげてあります。つまり上の図には載せられなかった機材もあります。
 それだけでなく、図中の接続は、ほぼ実態を反映していません。こんな感じなんだって言うザックリとした構成をお伝えするだけのものです。エフェクターなどは、実際にはそれぞれのシンセにつなげています。自分なりにこのシンセにはこのエフェクターだ、みたいな好みがあります。
 逆にミキサーにリバーブなりをつなげて、立ち上げた音源を送るって言う事はほとんどしません。
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 変な音が出るシンセが好きです。シンセっぽい音が出るシンセという意味です。その道の人であれば、上の図を見ただけで、何らかの傾向がつかめるかも知れません。
 エフェクターはワザとらしいまでにハッキリとした効果がかかるものが好きです。
 シーケンサーは人間が弾けないようなカッチリとした演奏を実現する上で大変に重要な機械です。シーケンサーがもしもこの世になかったら、私はここまで音楽にノメり込まなかったと思います。
 そういったシダイですのでシーケンサーには感謝しています。シーケンサーの分解能は96で充分派です。
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 最近では、素人が曲を作る際もパソコンを使う事が多いのですが、現在の私は使わないようにしています。
 これは私が普段に作る曲が、かなり素朴で音数が少ない事も関係しています。音が多いとやっぱりパソコンを使った方が、色々と便利です。
 実は音数が少なくてもパソコンの方が便利である事には変わりないです。
 それでは具体的に、私が現在、何を使って曲を作っているかをご説明します。
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 AKAI 社の MPC1000という機械を使っています。これは、サンプラーとシーケンサーが一緒になった機械です。
 具体的には、音を録音/再生する事と、外部シンセサイザーを自動演奏させる事が同時に出来ます。
 シンセサイザーが奏でる音をMPCで録音して、何とかヤリクリして曲に仕上げる感じです。
 MPC1000は比較的、低価格の小さな機械なのですが、MIDI コネクタがふたつ付いています。これは私のように、とにかくたくさんシンセを使いたいと言う人間には好都合です。上の図を参照していただくと、ご納得頂けるかもしれませんが、信号を振り分ける機械も使用して、たくさんのシンセにつないでいます。