ビュッフェ美術館に行き、少し斜面を登りました。

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 私が住んでいる所から、東に30キロくらい行った所にある「ビュッフェ美術館」に行って参りました。いつも通り、自転車です。そんな日記を書いていたのですが、眠くて眠くてしかたありません。おそらく明日、このエントリに加筆する事と思います。興味のある方は、また明日チェックしてみて下さい。
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 (以下は、加筆分です)
 「ビュフェ美術館」の改装が終わって、今日がリニューアル・オープンだと言うので、観に行きました。
 ビュフェさんの絵は、生前の母親が好んでおりまして、私が小学生の頃から折に触れて訪れた事のある親しみのある美術館です。
 私は正直申しまして、大好きな作家!…という訳でもないのですが、そこはチカラのある世界的な名声のある芸術家の事、原画を見るとウムをもいわさぬ迫力があります。
(以下の写真は、すべて、クリックすると大きくなります。)
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 この美術館は建物もとても良くて、絵を見せる美術館としてのデザインに優れています。
 改修と聞いて、建物自体が変わってしまうのかな、と危惧しましたが、そう言う訳では無くて、あくまで改装工事だったようです。あるいは補強工事なども入ったのかも知れません。
 なにしろまだ私が小学生だった頃にできた建物ですから、やはり所々が古くなっていたのは事実です。20年ぶりに地元に帰って来て、ここを再訪した時にはそうした細部も懐かしくて「帰って来たなぁ」なんてしみじみ思ってしまったのですが、あくまで絵を見るための施設ですので、他が妙に目立ってしまっても都合が悪いのかも知れません。
 大胆にして細心の異図の感じられる展示。そうした試みができる設計になっているようでした。展示そのものについても緩急が効いていて、物語が浮かび上がっているような構成でした。
 おそらく美術館慣れした方にも良い美術館だと感じてもらえる水準にあると感じた次第です。沼津のインターで降りるとそんなに遠くないので、遠方からも人が来てくれると良いなと思います。
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 丘の下にあるスーパーでパンを買って来たので、外のベンチでパクパク食べました。これから少しこのあたりを冒険いたします。
 このビュフェ美術館および周囲の芸術施設群は愛鷹山(あしたかやま)の斜面にあります。富士山に寄り添うようにしてそびえる山です。
 通うようになって長いビュフェ美術館ですが、山の奥の方については全くの無知です。ググイと分け入ろうではないかと言うのが、本日の目的のもうひとつなのです。
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 一応、ネットで得られる地図を印刷して持って来たのですが、山道ですからクネクネしているうちに、現在地を見失う事はお茶の子さいさいです。
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 結果的には、本来の異図とは違う斜面を登り切った所でギブアップです。道を間違えました。
 リカバリーも考えたのですが、恐ろしく良い天気だったのが、一気に曇ってしまい気温は下がり、雨までポツポツと降り出して来ました。
 まぁ、最初のアタックですので、しかたがありません。次回に来る時に、本来の目的地と定めていた地までたどり着きたいと思います。