自転車のブレーキを取り替えようと思います。

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 私の自転車のハンドルにはテープが巻いてあって、それがグリップの用を果たしているんですが、材質がゴムみたいなウレタンと言いますか、つまりそれが現状かなりくたびれて来てしまって取り替えの時期なのです。
(以下は、私が日常利用している自転車についての備忘録と言った所です。とても長いです。)


 実はハンドルのテープの下にはブレーキ・ワイヤーが通っています。テープを取り替えるついでに、ブレーキ・ワイヤーも取り替えましょう。この機会を逃すと、次にテープを剥がすのは夏頃になっちゃいます。
 更にこの際ですので、ブレーキ本体も交換しようと思います。実は、新しいブレーキを買ってあるのです。
 ブレーキ本体って申しましても、ピンと来ない方もいらっしゃるかと思います。
 自転車の場合、車輪をギュッとハサむ、鉄で出来た機械がついていると思うんですが、アレです。
 去年くらいに、私のバッド・ドリーム号(仮称)に幾多の改造を施したのですが、その辺の使用感についてまとめながら、本日以降の更なる改造への野望にも述べて参りたいと思います。いわばマイ銀輪の昨日・今日・明日と言った寸法です。
 まず全体的にザックリ申し上げて成功でした。これは私の自転車が、この手のマシーンの中では相当に安い製品である事も大いに関係して来るんですが、部品交換の効果が出やすいんですね。特にホイール。
 当時の予算の中から失神しそうになりつつも我が身を奮い立たせ「大丈夫。きっとウマく行くハズ…」と根拠も無いのにマネーをペイした訳ですが、天と地の違いでした。
 当初の予定ではしばらく感覚を試したら、古い物に戻して良い方は大事にとっておこうなんて考えていたんですが、その気がまるで起きません。
 えーとあと何でしたっけ? そうそうギア関係。これもヒットでしたが、既におそらく何回かこの辺の感想については当ブログにおいて申し上げておりますので、それを重ねるのは避けましょう。要するにかなり軽いギアに交換したという次第です。一番軽い組み合わせで前後比1:1です。等倍って言った方が良いんでしょうか。
 後ろのギアと変速機を交換しただけなんですが、初めてでしたので途方に暮れましたね。更に調整作業についても成功する気がしませんでしたが、やってみると案外上手く納まりました。
 それと座席を交換したのです。
 私は長い事、地元のホームセンターであるジャンボ・エンチョー富士吉原店で買ったMTB風の自転車に付いていた古い座席を使用しておりました。
 これが万人向けの製品である為か非常に相性が良く、今の自転車を買った後にも、古い座席を移植して使用していたんですね。
 しかし去年の6月頃に御殿場に行ったり身延町に行ったりした際に、座面に疲労を感じて仕方が無いという事で、発想を改めて、スポーツ向けでナオカツ中高年のバディにキビしく無さそうな物をみつくろってみた訳なのです。知識の無い私の選ぶ事ですから非常にこれまた不安だったんですが、これも案外良くって非常に満足しています。
 それとハンドルの中央部、つまりガッとハンドルをつかんで必死の形相を浮かべた際にアゴの下50センチくらいに来る場所ですが、その辺に補助ハンドルを付けました。これは先ほどもちょっと触れましたがエンチョーで買った栄光の古いマイ自転車、アレにも似た補助具を付けていたので効果の程は承知いたしておる次第なんですが、これは中々にして良い品です。
 特に冬場。風が強い日に運悪く向かい風だった時ですね。「アイ・アゲンスト・アイ(バッド・ブレインズというハードコア・パンクロック・バンドの曲名です)」な心境の時です。
 普段、自転車に乗る姿勢って、前から見ると腕が左右に張り出した状態です。しっかりハンドルを握って不意の路面状況の変化などに対応する為、腕を広くして押さえておく必要があるんですね。
 しかし道路って中には安全で安定した道もあります。私の住む富士市なんかの場合ですと、沼津に向かう道で新幹線沿いの道があるんですが、ここなどはそんな感じです。
 平坦にして直線。おまけに周りは一面の田んぼですので見晴らしも良くて区画が広いため信号も少ない。それだけに通行する際にずっと向かい風だと相当ツラい場所でもあるんですが、そんな時こそ補助のバーです。
 腕を中央に寄せる…。ただそれだけなんですが、全てのパワーのミナモトがヒト由来である自転車においては効果絶大です。自転車に乗って肌身で感じる事は多くあるんですが、その中の一大トピックが空気抵抗の大きさなのです。
 なんか熱弁しちゃいましたが最後にブレーキ関連です。
 車輪にギュッと押し付ける黒い消しゴムみたいな部品を目にされた事もあるかと思うんですが、アレを交換しました。驚いた事にあんなゴムにも製品の優劣があるんですね。しかもその効能が全くバカに出来ないレベルです。
 率直に申し上げて、驚く程、良く止まるようになりました。ゴムを変えただけでこんなに変わるのなら、ブレーキ本体を変更したらどうなるんだろう? そんな素朴な着想こそが最初に述べさせて頂きました今回のブレーキ交換のきっかけだったのです。
 大変に長い文章になってしまいました。本日はここで中断、という失礼を許して頂こうかと思います。続きはまたミョーニチです。
 実際の作業といたしましては、いやー。まだ先は長い…。明日の夜に終わっていれば良いなぁ…。と言うような状況です。