フラッシュへの音量バーの設置に成功しました。

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 最大の難関、音量バーの設置、成功です。
 (以下、ちょっとややこしいソフトのお話です。完成したフラッシュは次のエントリに貼ります。)

 と言っても、スクリプトとかスライド・バーの構造などは、専門サイトの作例をそのままコピーしました。それでも相当手こずってしまいました。
 簡単なボタンのスクリプトなら、行数も少ないので、私にも何となく内容が分かるんですが、音量バーはまずスクリプトを記述する箇所が複数ありますし、スクリプト自体もとても難しかったです。
 スクリプトを使うと変数や関数が扱えて、とても素晴らしそうなんですが、ここまで色々見て来た所、私には無理そうですね。
 とにかく今後、私が作っていきたいミュージックビデオについての技術は回収する事が出来ました。これをもって、良しとしたいです。
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 ところで、今回フラッシュのソフトをあちこち触ってみて分かった事ですが、今のバージョンはかなり進化していて、かなりの部分が自動化されています。
 だいたい私なんかが、「こうしたいな」と思う機能なら、わざわざ自分でスクリプトを書かなくても動くようになっているようです。非常に素晴らしいんですけど、1点だけ問題があって、新しいパソコンをお持ちの方とか、システムにその都度、手を入れて、新しいフラッシュを読める環境に整えている方じゃないと閲覧出来ないのですね。
 私が作る動画を見て欲しい層というのは、あんまり詳しくなかったり、古いパソコンをそのままお使いの方も含めた、比較的広い層です。そうなると、今回の私のように大変だったりするみたいです。
 具体的にはフラッシュプレーヤーのバージョンが「8」でも動くように作りました。
 これは6年くらい前の環境なので、さすがにほとんどの方が見られるんじゃないでしょうか。
 1秒間あたりのコマ数も7コマという、比較的少ないデータ量で作りましたので、古いパソコンでもコマ落ちが少ないのではと思います。
 ちなみに、フラッシュプレーヤーのバージョン8以前の形式で作ろうと思うと、今回の動画のようなマンガチックな絵を描く為には2倍くらいの労力が必要になってしまうので、それはしませんでした。
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 さて今後のフラッシュに関する予定なんですけど、2方向あります。
 ひとつは、今回のような感じで、古めのパソコンでも見られる動画を作る。趣味の音楽製作と連動したカタチです。
 要するにミュージックビデオを作り続けたい。技術的には今回の奮闘でだいたい解決しましたので、絵柄とかアニメそのものの追求という事になります。この絵柄の面では、今後展開していきたいと考える新しい画風を盛り込んでいきたいです。
 もうひとつは、フラッシュを仕事でも使えるようにしたいのです。こちらはわざわざ古い方法で作っていますというアピールもどうかと思いますので、今のソフトで出来る事を身につけるという感じになると思います。
 以前に私が使っていた古いフラッシュ製作ソフトに比べると、今のソフトはかなり凄いです。
 細かくは書きませんが、イージングもインバー・キネマティックも出来ちゃいます。そういった技術も適宜加えながら動くイラストの表現に役立てたいと思います。