富士川沿いをつたって北へ、身延町から本栖湖まで登って参りました。

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 まだ暗いうちに出発しました。
(自転車で出かけるといつも文章量が増えますが、以下、本日も長いです。ツラいだの苦しいだのの記述に溢れておりますので、お勧めしません。)


 富士川下流に架かる橋を渡って、北上します。途中道に迷ってしまい、気付いたら469号線を登ってしまいました。数キロを無駄にしました。がしかしここでガッカリしてしまうと、全てが水泡に帰してしまうので敢えて何でもないようなそぶりで頑張ります。
 途中2回のコンビニ休憩を挟んで、国道300号線の「本栖みち(もとすみち)」入り口のトンネル前に立ったのが7時半です。実はこの時点でもうヘロヘロです。
 しかし今日は、ここからが本番。山登りをして本栖湖(もとすこ)に抜けるのです。これがもうツラいの何のって大変でした。
 6回は休憩しました。完全に踏ん張りがキかなくなっています。標高としては、日曜日に上がった坂よりも少し高いくらいだと思うんですが、何しろ、私の生きるチカラが風前のトモシビですので、ほぼ生き地獄です。
 何かやたらと法面(のりめん)の補修をする工事をしていて、片側通行になっていました。
 そう言えば、ここに来るまでの身延町に向かう富士川沿いの道すがらもアチコチで工事をしていました。実は去年、富士川沿いをなぞるような感じで強い台風が通過したのです。弱い地盤はイチコロだったのです。台風は結局、甲府まで行った所で衰えたようですが、しかしその経路に及ぼした傷跡は大きいという訳です。
 しかしまぁ正直な所、本栖みちの法面については、ほとんど垂直の無理した造形物ですから台風の影響が無くとも継続的にどこかを補修しなければいけないシロモノのようにも思えます。スゴい切り立ち方をしていました。余談ですが景色は凄く良かったです。
 そんなこんなでヨタヨタしながらも工事の交通整理のオジさんに励まされたりしながら無事に本栖湖に到着しました。2時間ほどかかりました。
 途中の道の駅「しもべ」で少し寝たのが一番効果的でした。疲れた時には睡眠ですね。本栖湖の駐車場でも少し寝ました。もう休んでばっかりです。
 道の駅・朝霧高原に転がり込むように倒れ込み、アイスを食べました。イチゴ味。おいしかったです。
 そこから先はほぼ下り。銀行の用事を富士宮で済ませたりしながら帰宅の途を急ぐ私。実際には急いでいるのは心持ちだけで実際のスピードは遅いです。何しろ凄まじい筋肉痛です。明日とあさって、事によると、しあさってくらいまで足腰立ちませんね。つまり基本的に下り坂なので、ペダルを漕ぐ事もせずに自重に任せてユラユラとユックリ降りていったのです。ズボラですね。
 家についたらもうお昼過ぎです。これから寝ます。