アニメ化帝国〔デメニギス(06)〕

 「下書きを清書しました」シリーズを始めます。

 本日はタイトル部分です。

 後続イラストの作成作業は完了しています。

 しかしけっこう時間がかかる作業でした。

 今後、16曲についてのイラスト連作を続ける予定ですが、最初なので試行錯誤しました。16曲を全部見たときにチグハグにならないようにしたいのです。

 「こういう感じにしておけば16曲分を完走できるかな?」という水準におさめたつもりです。裏返すと「なるべく簡単に、それでいて楽しい感じにアタリをつけた」って書くと伝わるでしょうか。

 他の曲の場合、かなりイラスト枚数が少なく済む予定のものもありますので、変に気負わずなんとか全体を完成させたいです。

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 朝にあまり重くない荷物を運搬する作業をしました。

 お米を買いに行ったのですけど10キロの袋では売られていなかったので5キロのを買って帰りました。お米の売り場が相変わらずスカスカな感じですね。今年も暑いですし、この先のお米事情も気になります。私自身はお米よりもパンの方が好きなんですけど。

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 先週の土曜日のラジオ番組「世界の快適音楽セレクション」でゴンチチのゴンザレス三上さんが「マーティン・デニーよりレス・バクスターじゃないでしょうか」みたいな感じのことをおっしゃっていて驚いたってことはすでに当ブログにて記述した通りですが、そういえば同番組で以前にレス・バクスターさんの諸作品を三上さんが流していたことを思い出しました。けっこう楽しそうにされていたと思います。

 そのうち5曲を私は録音しておいたので聴き返しました。良かったです。あまり長くなくスッとキレイに終わる曲が多かったかなと思います。もしかしたらゴンチチの作品作りにも活かされているのかもと思いました。

 私としてはその中でもわりと賑やかな「the Commuter」という曲が楽しくて良いなと感じました。

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 ついでというわけでもないんですけど、数日前にネットの動画サイトで見た動画のことも記述しておこうと思います。

 近田春夫さんとサエキけんぞうさんの対談です。どちらもポピュラーミュージックの音楽家なのですが。

 近田さんが昔やっていたバンドの楽曲で「昼下がりの微熱」という曲があるんですけど、それを創作する際の元ネタとなった曲のネタバラシを聞いて非常に驚きました。

 近田さんは元ネタを隠す人じゃないので他でもすでに言われているのかもしれないんですけど私は初めて知りました。

 しかし「昼下がりの微熱」はギタリストの窪田晴男さんの作曲でありまして、文脈としては「俺は窪田からこの曲をどういう風に作っていったか聞いたときに天才だと思ったね」みたいな感じです。

 出だしの高い声の部分は松山千春さんの「長い夜」。なるほどちょっとわかります。「ついきのうまで〜」からの部分は「The Miracles – Love Machine」だそうです。低音部の動きなんかも含めて。いやこれも残ってますね。原曲のつくりが。しかもどちらもヒット曲の出だしから持ってきて、まったく別の曲を作ったというのは確かにすごいって唸ります。

 すごくいいこと聞きました。

 何か作るにしてもネタ元は複数あったほうが良い。そうでないと元曲を薄めたものにしかならない。私はたまにそう考えたりするんですが、しかし使いやすい平歌の部分のバッキングの感じであるとかそんな部分に注目しがちでありまして、誰もが知る大ネタの主旋律含めて違う風にしちゃうというのは見習いたい。できれば。って思いました。

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 せっかくですので「Love Machine」と同名曲のご紹介をしておこうと思います。

 同時に「オール・ザ・ヤング・シンセポッパーズ in 80s」です。

 「Space Art – Love Machine」なんですけどね。1980年の作品だということです。粉がふいたような古いけどナイスなヴォコーダー・サウンドに興味がある方にはおすすめです。

 もしも「聞いてみたけどイイじゃないですか」って方には「Welcome To Love」という切々と訴えかけるような名曲もございますので聞かれてはいかがでしょう。シンセソロも聴きどころです。

 私がこのバンド「Space Art」を知ったのは2010年代もアタマの方だったんですけど、この機会についさっき確認してみたところ、2020年に新しいアルバムを出したみたいです。40年くらいの休止を挟んでの活動ってことなのか。すごいなと思いました。