以下はすべてラジオ日記です。
NHKラジオ第1「文芸選評」を聞きました。俳句の日。選者は長野県松本市より小林貴子さん。飯田市のお生まれだそうです。
兼題は「わかさぎ(公魚)」。
紹介された俳句の中では「釣り上げたわかさぎがネックレスのようだった」という作品が私は良いなと思いました。
氷に開けた穴から釣り糸を引き上げると「ツララッ」ってわかさぎさんたちが連なって上がってくるその輝き。
なるほどこれは装身具な感じがあると思いました。
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「ひるのいこい」も聞きました。今週も3曲目は寺内タケシさんの演奏。
曲は「グッドバイ・マイ・ラブ」。最近この手の選曲が続いておりまして、ひょっとしたら番組の裏にテケテケサウンド好きの徳田章さんがいらっしゃるんじゃないかといぶかしんでいます。
選曲テーマとしては、バレンタイン・デイがあった週ですので「ラブ」関連だったようです。
寄せられたお便りとしては女の子が女の子からチョコをもらってびっくりという内容のもの。聞いている私も驚きました。
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NHK・FM「世界の快適音楽セレクション」も聞きました。久しぶりに丸ごと聞けました。幸せを感じます。
冒頭に紹介される聴取者からのお便りとしましては、NHKにかかってきた電話の声から。やはりこの番組を楽しみにしている方からの感謝の言葉でした。
今日かかった曲のテーマは「ホワイトの音楽」ということでした。
マイケル・ジャクソンさんの「Black Or White」を聞きました。メッセージがありますね。ポール・マッカートニーさんとの共作もそうしたものだったのではないかと思います。
私も自分の知る音楽の中から「ホワイト」の音楽がないかなと探してみたんですが、Alice Bagさんの「White Justice (Live at the International Women’s Day March)」というのがありました。詩の内容はわかりませんが、もしかしたら近い内容ではないかと考えました。
Alice Bagさんはアメリカはロサンゼルスにおけるパンクロックの波の最初の方の人で、当時はかなり激しい音楽をしていたようです。女性であり、またメキシコ系ということでそうした人のパワーを解放する音楽表現として当時のパンクロックは使いやすいツールだったのかなという感じ。今でも歌うスタイルは違っていてもその時々で適切だと思われる表現方法で思いを伝えているのかなという印象です。
番組の内容に戻しますがヒカシューの楽曲「白いハイウェイ」を聞きました。
ヒカシューといえば、ヴォーカルを務める巻上公一さん。FCAアーティスト賞のご受賞おめでとうございます! これは静岡県民としては言っておく義務があるんですけど。灰野敬二さんなんかに次ぐ受賞だということです。日本人としては。めでたいことです。
あとは英ロックバンドであるクリームの「ホワイト・ルーム」も聞きました。番組進行のゴンチチ、三上さんによると「エリック・クラプトンさんは客演に良いものがあるね」というような意見。私もほとんど同じ思いです。数年前にNHKのラジオ番組で数時間にわたってクラプトンさんの演奏を聴く企画がありましてそれを聞いた感想もそんな感じでした。ご出演された野村義男さんが「オレにとってのクラプトンは「クリームは大好き」です」みたいなことをおっしゃっていたと思いますけどここでも私は同意見でした。ちなみにゴンチチのチチ松村さんの意見としては「クリームはクリームでもホワイト・クリームかな」という正中線を貫く鋭いことをおっしゃっていて優勝だなと思いました。以後は私も「この人なら大丈夫かな」っていう人と対面した場合には「ホワイト・クリームだよね」って言ってみようかなと思います。
その他にはゴンザレス三上さんが音楽に親しんでいった過程におけるおウチに同居していたおじさんが買ってきたベルト・ケンプフェルト楽団のお話などを聞きました。
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本日エントリの後半は、あと数曲ほどですね。私の知る楽曲の中から「ホワイトの音楽」を記しておこうかと思います。
まずはフランスはナンシーという都市のバンド「oTo」の楽曲「White Fly」です。1982年の作品。ニューウェイヴですね。鬱屈とした世界。目玉だけギラってしている若い人達の音っていう感じかなと思います。
このバンドは「Anyway」っていう曲もデキが良いので聞いて何かを感じた方は聞き進めてみると良いかも。私は大好きです。「Satisfaction」という曲は見ての通りでございましてローリング・ストーンズのカバー。変化球のカバー作品です。
別のバンドいきましょう。一転して超弩級メジャーな音。Junior Seniorの「White Trash」。久しぶりに聞きました。心配になるくらい楽しいですね。
アジア方面からも1曲。このタイミングを逃したらいつ書けるかわからない。マレーシアのバンド白天鵝樂隊の楽曲「黃金漲價」です。これは実はショッキング・ブルーの「ビーナス」のカバーです。いかにもこの湿気の多いお国柄サウンドって申しますか。原曲にないパーツをくっつけちゃって自分たちのものにしているその姿勢に勇気付けられますね。1980年の作品です。ほかにも秀逸なカバーがございますので未聴の方はぜひどうぞ。
頭がユルユルになっちゃいましたので清水靖晃さんの「空白を満たしなさい」を聞いて頭のネジを締め直しました。良いですね。この曲は2022年に「世界の快適音楽セレクション」で紹介された際に録音しておいたものです。