甲府星人帝国〔21〕

 ふたりの男の子のイラストです。

 きのうの当ブログ掲載のイラストにてようやく出てきましたが、「甲府事件」における主人公はこの男の子たちなのです。

 ネット上で画像検索をすると出てきますけど、片方の子がシマシマのズボンを履いている写真を発見できます。

 とても懐かしいです。

 このズボンは私が小学生の頃でしたけど、ほんの短期間しか見かけなかったズボンです。シマシマのね。私なんかはもう70年代における象徴的な位置に置いています。パッと現れてパッと消えたっていう印象です。

 成長期ですからすぐに、はけなくなってしまう。というのもあるんですけど、とても目立つ「あのズボン」って感じがあって、誰か別の子とかぶると恥ずかしいとかそんな気持ちもあったんじゃないかなって思います。

 私は残念ながらこのズボンを持っていませんでしたので想像なんですけど。

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 10年くらい前に私は自転車で富士山一周したことがあります。

 静岡県から出発して悪の地・山梨県に潜入せざるをえないのですけど、小学校の脇を通りました。139号線沿い。おそらく鳴沢村立鳴沢小学校だったと思います。

 我が目を疑ったのですけど、運動場で体育の授業を受けている小学生諸氏がジャージ姿ではないですか。なっとらん!!

 私が小学生の時分なぞ半袖半ズボンでの越冬を試みるという蛮勇を犯して得意満面の面持ちでありました。それがあるべき小学生の姿であって、長そで長ズボンなど愚の骨頂であると! そう訴えたいのですけど面倒な老人扱いされるのも癪にさわるのでやめておきますか。とにかく腹が立ちました。

 本当は学校教育を受けている子供達の姿を見ると非常に可愛らしいなっていう感情が湧き上がるのですけどそんなことは意地でも書きません。

 とにかく山梨の地においては冬季の子供のファッションは長ズボンが普通であるらしい。私の曇りきった肉眼に映った光景からも推察できるのであります。

 そんなワケでしてシマシマのズボンを見ると強烈なまでに当時のことが思い返される私です。

 途中で私の「不要な激怒の段」、しかも当時思ってもいないことを捏造しましたので本論がカスんじゃいましたけどね。やらなきゃ良かったです。

 今月のブログ用イラストの画像ファイルの名前を見るとわかるんですけど「sima-sima」って書いてあります。

 実はこのシマシマズボンを描くことが今回の「甲府事件イラスト」の裏テーマなのです。(明日以降へつづく)

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 今日は地域のお仕事をしました。

 明日は「地域の文化祭」なのです。

 地域の公民館的な施設で準備をしていました。

 こう書くと私もそれを手伝った感じですけど、今日は同時に「バス旅行」の希望者受付っていうお仕事もありまして、私は主にそっちを手伝いました。

 受付が終わった後に展示物を見て回りました。まだ設置の作業中でしたけど、完成している展示もありました。

 小学生の子たちの作品を見ました。絵だったり、俳句もありました。秋を詠んだ俳句でした。いろんなことを考えているんだな、という感想。楽しかったです。

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 ラジオ日記です。

 「文芸選評」。今日は俳句の日。選者は鴇田智哉(ときたともや)さん。

 鴇田さんのご自身の作風、というか意図している俳句のあり方への言及あり。いわく「季語を自然に聞かせたい」ということでした。季語が中心となる俳句というよりも描写の中に自然に存在している季語、ということなのかなと思いました。

 今週の兼題は「とんぼ」でした。

 鴇田さんが選んだ、今週のイチ押し作品は「10円玉を拾った際に目に飛び込んできたトンボの目玉。10円玉とトンボの目玉が同じ位置にあった」みたいな俳句でした。

 私の感じ方としてはヒョイって拾い上げて腰を上げた時にトンボがスイッときて「オ! 10円玉にトンボの目玉が飛び込んできた」というような腰の動きに連動するような、差し込まれてきたようなトンボの動き。静止する10円玉と、動き、の対比みたいなものを感じたんですが、鴇田さん的には地面の近いところに落ちていた10円玉とトンボがすぐ近くにいる。そういう低い位置を感じたとのことでした。

 おもしろかったです。

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 別の話題に移ります。

 今年の6月中旬の当ブログにおいてNHKアナウンサーの関根さんのお宅の愛犬の可愛らしさをラジオで聞いたことについて記述したんですが、その犬「ぽっちゃん」についての追加情報を得ました。

 ぽっちゃんは鳥が飛び去って行った時であるとか、飛行機が空を飛んでいる時などに「ワン!」と吠えるのだそうで、空を飛ぶものに興味があるのかな。ということでした。以上、「らじるの時間」という短い帯番組というか考えてみたらこの番組は土曜日とか日曜日とか関係なく毎日やってますね。担当するアナウンサーは1週ごとに変わりますけど、一番よく出てくるのは山本志保アナウンサーかなと思います。

 追加情報といえば、先週の「ひるのいこい」で富士市にお住いのフジシマさんの投書を聞きました。秋の自宅のお庭についての描写でした。

 今年の夏が厳しかったせいもあるのか、最近のラジオ番組のテーマは「秋」一色だなという感想もあります。ほんとうに涼しくなってきて良かったです。