甲府星人帝国〔01〕

 今月も宇宙人を描きます。

 個人的には楽しいのですけど、見に来てくださっている方たちはどうなんでしょうか。そこだけ不安ですね。

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 今月は「甲府星人」で行きます。

 山梨県の“甲府”ですね。甲府盆地の真ん中です。

 話がそれますけど私は盆地にめちゃくちゃ興味があります。

 自分が住んでいる場所が地形的には大ざっぱであるというお話は当ブログ上において何回かしておりまして。

 北側の富士山を頂点としてひたすら南に向かって傾いているだけ。

 富士山自体が大きいので広大な丘に住んでいるような感覚です。

 だからなのか分かりませんけど盆地という閉じた印象のある土地は気になります。内陸に進むと割とポツポツあるな~って地図を見ると思うんですけど。

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 戻します。「甲府事件」に。

 わりと最近にもNHKのラジオを聞いていたら、アナウンサー兼DJみたいな感じで登場された政野光伯(まさのみつのり)アナが甲府出身であって、通われていた高校が甲府事件の現場から至近と知ってのけぞったばかりでした。

 きのうまで続けた「メルセデス星人」に出てきた運転手S氏の息子くん。彼はもしかしたら私と同世代なのではって書きましたけど、この甲府事件に出てくる2名の少年も近いです。

 富士山を挟んで真むかいに住んでいた年齢の変わらない人たちですね。私にしてみれば。

 あと関係ないですけど、山梨と静岡。それと長野県って方言がかなり近いのです。「なやし言葉」って言います。だいたい通じるんですね。

 そんな思い入れもあったりする甲府事件ですけど、今は良い時代でありまして、過去の情報源なんかを詳細に分析して、なるべく色付けなしで「結局何があったんだろう」的に分析している人たちが少なからず存在するようです。そうした方たちのレポートに触れるのが楽しい。

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 実像に近いあり方が鮮明になりつつあるぞっていう実感なんですけど、それとは別に私のイラスト世界は進めようかなと思います。

 私が描いた本日のブログ用イラストである「甲府星人」のお姿というのは、伝わっているものからするとかなり違います。

 代表的な部分としては「目が4つもある」という点。

 甲府星人は「目がない」と伝わっています。それとは別の目撃例もあるんですが、そっちはそっちで非常に興味深くて私は好きなエピソードなんですけど、私の甲府星人は目があるタイプにしてみました。

 おそらく最近に甲府星人のことを知った人がまず最初にアクセスするのは、最近のちゃんとした研究であろうから、私は自由にやっても良いかなっていう動機です。

 そんなワケで1ヶ月ほど好きな感じに続けますのでお好きな方はどうぞお楽しみに。