今月のブログ用イラストは「ツノゼミ」です。
「ツノゼミ」というのはかなり小さなセミなんですが、背中に大きな盛り上がりですとか、かざりみたいなものが付いているセミのなかまです。
とても変わったセミです。
───────────────
何ヶ月か続けてまいりました「ムシ帝国シリーズ」なんですけど、ちょっと自信をつけまして、少しだけ難しいものに挑戦しようかと思ったのです。
しかしネットで「ツノゼミ」の画像を検索してみて「これは難しすぎるかな」と思いました。改めて詳細に眺めてみますと思っていた以上に複雑な形状をしています。
別の問題もあります。
私が描くイラストはだいたいにおいて「アタマを大きく描いて愛くるしく」みたいな基本線があります。
しかし「ツノゼミ」の場合、背中にある盛り上がり自体が巨大で、ここをむしろ小さく削るというのはできませんし、自然のままの姿の方がむしろ「デフォルメ後」みたいな感じのセミです。従来通りに頭を大きくしてまとめるのは困難っぽいのかなと感じています。
───────────────
私の捉え方としては「ツノゼミ」さんたちを「ムーミンに出てくるトフスランとビフスラン」みたいな存在。としてみました。
私が「ツノゼミ」から受ける印象が「トフスランとビフスラン」に似ているのです。
小さくて「コチョコチョコチョ」っていう感じにしゃべるセミ。という線で、まずはやってみようと思います。
───────────────
本日は1枚目のイラストです。
「バラトゲツノゼミ」を想定して描いておりますが、そんなにこだわりはない。というか、このセミってネットを探す程度では不詳な部分がございまして。それはつまりおなかとか胸のあたりです。完全に想像で描いています。というか以前に「セミ氏の練習」をした時の応用です。
この先しばらく取り組んでいったら、なんとなくそれっぽくというか、カタチになってくるんではと期待しています。しかし自信はないです。
───────────────
「ツノゼミ」の練習がもしもウマくいって、今月の末までの時間的な余裕が生じましたら「セミの幼虫」の練習もしてみたいです。
抜け殻はよく見ますけど、それ以前はどういう見た目をしているんでしょうね。あの人たち。
疑問に思っています。