クワガタムシ帝国〔20〕

 月末までのブログ用のイラストが完成しました。

 よく集中できました。出来上がったのは、きのうの夜なんですが。今日は疲れてボーッとしてしまいました。

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 ラジオ日記です。

 聞き逃しサービスで「世界の快適音楽セレクション」を聴きかえしました。

 ゴンチチの「行ってきます」という曲が良かったです。

 先週のNHKラジオで行われていた「鉄道の日」という企画に呼応したような楽しい曲でした。

 バッキングのリズミカルな繰り返しがとてもよく鉄道らしさを表現していました。

 主に吹奏楽で占められたその他の音、遊び心にあふれていて、そしてまた柔らかなふくらみ。蒸気機関車を彷彿とさせる音世界でした。

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 先週に聞いた番組「クラシックカフェ」についても書いておこうと思います。

 初めて聞いた番組ですが、作曲家アルバート・ケテルビーさんについて学びました。1875年生まれのイギリス人。

 「ペルシャの市場にて」が有名。軽めのクラシックという作風で人気を博したみたいな感じでした。ルロイ・アンダーソンさん(1908年生まれ)によく似た先輩っていう感じですかね。番組の中でのご案内もそんな感じだったと思います。私の中の分類としてはかなりしっくりと収まりました。

 ケテルビーさんに戻しますが、録音や放送の世界で活躍したのだと知りました。もう19世紀の末に生まれた人くらいからそんな感じなんですね。つまりティン・パン・アレーに直結みたいな時代。ケテルビーさんはイギリスの人ですけど。

 「ペルシャの市場にて」は1920年の作品だということです。私の大雑把な分類からいうと20年代くらいの音楽の聞かれ方消費のされ方というのはもうかなり現代と似ていて大きな構造としては共通しているなという印象です。思っていたよりも最近に作られた曲なんだなと改めて認識した次第です。

 「ペルシャの市場にて」は特に日本では人気があるみたいなネットのウィキペディアに書かれていましたけど私の頭の中もそんな感じで、たまらずネットの動画サイトで色んな演奏を聞いて楽しみました。台湾の楽団なのかわかりませんけど、伝統楽器なのか西洋楽器と融合して生まれたキメラな楽器なのかわからないのですがそれらを用いてのオーケストラがかなり良かったです。中華圏な感じの華やかなトーンっていうんですかね。

 それと三重の大学のギターマンドリンクラブの演奏も聴きました。それなりの人数による編成なのですが、ザンザン刻むところではバラけていなくてよく息があっているなと感心しました。どうやら三重には高校でもマンドリンを演奏する活動があるらしく、そうした人たちが持ち上がってきているのかもしれないなと、思ったりしました。また低音がしっかりした音を出していて良かったですね。コントラバスによるボウイングなのかなと思って聞きました。