2日前に終了した連載では「自分に影響を及ぼしたであろう事象」を主に取り上げました。
意外に大変な作業でありまして、誤算でしたけど、今でも私が続けていることの根っこがどこにあったかの発見もあって有意義でした。
しかしそれとは別にですね。「自分への影響はそんなに大きくないにしろ、アレって面白かったな。」っていう過去の体験も当然ながらございます。
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そんなコトガラのひとつが、上のイラスト。
大きな貨物船が砂浜に打ち上がっております。
しかもキレイに直立していた。っていう事件ですね。
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1979年の10月19日。
名前をゲラティック号。インドネシア船籍。長さ150メートル。重さ6,300トン。清水の港から出港したものの、台風がヤバい。「救援してもらおう!」と思った矢先に、富士市の柏原(かしわばら)の海岸に座礁しちゃったという(富士市発行「広報ふじ」の記述より)。
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一因としては富士の海岸が急深(きゅうぶか)であるので、大きな船でも海岸近くまでは寄せようと思えば寄せられる地形だったのも寄与したのではないかと。私は思っています。
なんかのハズミで船が砂浜の上にヒョイって乗っかっちゃったと。そんな感じ。台風っていうか自然のパワー。スゴいですね。