あえて記述する必要もないのですが、おとなりの自治体である「富士宮市の市民歌」についても説明を加えておこうと思います。
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富士宮市は私の住む富士市よりも長い歴史のある土地です。20年ちょっと古かったような気がします。
ちゃんと調べてみたら昭和17年の1942年だったようです。富士市よりも24年。四半世紀近く古いのか。覚えておこうと思います。
昔は「大宮町」って言ったんですよね。言わずと知れた「浅間神社」ですからね。この存在はデカいっていうか大きな神社がある地は「大宮」を名乗る傾向があるみたいです。
領域的な規模としては私が思っていたよりも小さくて、浅間神社を中心とした今も繁華街である地域、そこが大宮町だったみたいです。これは予想外でした。富士宮の市制が敷かれた当初からたくさんの村であったり町がまとまって今の富士宮市に近い形ができていたんだなと学びました。
しかしですね。「市民歌」の制定は富士市よりも後でして。
富士市に遅れることわずか8ヶ月。昭和42年の11月なんだそうです。調べてみてこれも今回はじめて知りました。
富士宮市にはそれ以前に市民歌に準ずるものが、もしかしたらあったのかもしれません。文化人の存在や分布なんかが富士市よりは濃いこともあって、私はそんな気がしています。
ただね。普通の人たちの気持ちとしては「富士市なんかに負けるのだけはイヤだラ?! うちらンとこも新しい歌にすりゃーいいジャン!」。もしくは「富士市のヒトらン市民歌なんての作って悦に入ってるだってじゃん。くやしいからうちらンとこでも作るラ?!」みたいなね。おそらくどちらかだったと思います。
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本題に入りましょう。
どんな感じの歌なのか? 「富士宮市民歌」。
動画サイトにも何本か上がっておりますので容易にその全貌は知れるのでありますが、特に「市青協OBなつかしの集い 富士宮市民歌 万歳」という動画がオススメです。
これはイイ動画ですよ。野太い感じのね。
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古いアニメの魔法使いサリーちゃんの終わりの歌で「おれたちゃワンパク・トリオだぞ」っていう一節がありますけど、その雰囲気に似ています。「こ~こに生まれてコッコに住む~」っていう歌詞です。
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お聞きになりましたでしょうか。あえておススメはしませんけども。
「野蛮」のヒトコトですね。
やはり「移住するなら富士市」。
富士宮みたいな野蛮な市民性に対して、科学と技術を重んじる理知的な精神にあふれております。
そんな色合いが市民歌を聞き比べることで容易に判別できますよ、というご提案でした。
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今回のブログ用イラストの説明です。
見るからに野蛮なね。富士宮市の人たちをイメージして描き始めたんですが、私の悪いクセで、どうしてもちょっとかわいらしくなっちゃうな、という感じです。