ラジオ体操犬〔30〕

 軽やかにジャンプするイラストです。

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 寒い1日でした。

 電力需給が危機的と伝えられております。

 停電するかもしれないという予告まで出ていて、察するにけっこう深刻みたいですね。

 ブログの更新を済ませて、なるべく電気を使わずに過ごそうと思います。

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 といってもたいして書くべき内容もありません。

 寒さが戻ってきましたので、かなり厚着をして、しのいでおります的なことしかありません。

 私の場合、暖房を使わない生活ですので寒い日はモコモコになっています。着ぶくれしているのですね。

 細かい調節ができるようにそんなに厚くない衣服を何枚か着込むというのが常套手段です。

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 作曲家スクリャービンさんの音楽を聴き返しています。

 ラジオ放送を録音しておいたものです。

 今日はNHK・FM「現代の音楽」での放送。「20世紀の系譜」で取り上げられた際のものを聞きました。この時は「表現主義」という切り口でした。しかしさかんに神秘主義という部分にも言及されておりまして、さらに言えば解説の西村朗さんがけっこうお好きみたいでかなり詳しいというかご自分の中でのスクリャービン像を描くことも容易みたいな感じまで行っているみたいです。西村さんの曲に「法悦の鐘」っていう曲がありまして、私は好きな曲なんですけど、スクリャービンの音世界について語る際の西村さんの熱量を考えるに、影響であったり、それらに触れて考えた一つの結果とかとして捉えるべきなのかもしれません。ただし私は西村さんの作品にはやっぱり衆生済度とかの仏教的な思いみたいなものが反映されているように思います。なんかこう「神の存在に人類が近づく」とかいうよりも「救い」っていうんですかね。ンまぁ、まだね。もうちょっとこの辺については考えつつ色々と聞いていきたいと思っているんですけど。

 スクリャービンさんに戻しますけど、最初に聞いたのが「黒ミサ」という曲だったでしょうか。ピアノ曲。実はこの放送を聞き返すのは3回目くらいなんですが、ようやくわかってきましたよ。イイ曲です。宗教的、霊的な雰囲気も伝わってくるようになりました。聞き返すことによって。

 もうちょっと聞いてみようと思います。

 しかも調べてみたら数年前の作で「白ミサ」っていうのもあるみたいです。対になるものであるかはまだわかりませんし、まだ私は知らないのだといった状態ですね。