暴走院長トカゲ郎〔07〕

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 カッコいいカー・アクションの場面を描きました。

 パトカーの後ろで救急車が爆発しています。

 バーニング・カーですよ。ジョン・フォックス氏の楽曲であるところの。

 調べてみて知ったんですが最初の頃の救急車ってアメ車だったんですね。シボレーのライトバンが使われている例もあったみたいでして。イラストとしては一応その感じを範としております。

 ネコ巡査両名の昭和な演技力はウマくいったと思います。

 ムキャー! ンガピー! などと言っているようです。

 イラスト画面の状況としてはかなり複雑ですし、クルマの描写ね。いやもう手間がかかります。好きで描いているので仕方ないんですけど製作は困難を極めました。まるまる1日かかりまして。文字通りクタクタになりました。大変でした。

 しかしそのカイあって比類のないバカバカしいネコ空間を創造できたのではないかと喜んでおります。

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 もうひとつ調べたことがございまして。シートベルトです。

 ネコ巡査たちが乗っている車は1955年から7年ほど生産されていたトヨタのクラウンです。

 日本でのシートベルト設置義務は1969年からだそうです。交通戦争と言われ始めたのは50年代後半からということみたいですので今から見るとワンテンポおくれている感じでしょうか。

 設置義務より前の状況としては高級車におけるオプションとしての存在はあったようですのでどうでしょう。パトカーには乗員保護の観点から付けてあったのかもしれないなと思いました。

 しかし現存する一般車としてのクラウンの内装の写真を見るかぎりどうやらシートベルトが設置してある例というのは見つからないようです。高級車のステイタスとして取り付けたオーナーがいてもおかしくないなと感じるんですが。高級車って得てしてそんなもんですよね。しかしもしかしたら普段は目立たないように折りたためたりしていたのかもしれません。2点式だったようですし場所をとらないのかなという。

 昔のパトカーに乗っているお巡りさんはヘルメットをかぶっていることもあったような気がしますけど、ああいうのとシートベルトの関連っていう細かいことになるともはや私にはわかりません。マとにかく今みたくエアバッグが付いている時代とは隔世の感っていう感じですね。なにしろこの(初代)クラウンは方向指示器がアポロ式というか腕木式ですからね。古いですよ。ほんのちょっとですが、もはや空想の世界のクルマって感じもしてきます。言葉の使い方としてはおかしいのですけど。

 とにかくネコ巡査のパトカーの装備としてはシートベルトは存在せず、車内で昭和なポーズを自由にとれる。という設定にしてみました。

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 以下は日記的な記述です。

 本日から3日ほどいそがしい予定です。すべて地元の小学校区のお仕事。

 「どんど焼き」という行事のための準備など。お正月のしめ縄ですとか書初めの半紙を焚き上げます。

 今日はお昼から公民館的な施設の駐車場に行き、各地区から集められたお飾り等の受け入れをしました。かなり集まりました。

 明日は、お飾りについている飾りなどを除去する作業や、木材を運動場に積み上げたりする作業をします。労力としてはこれが一番大変です。

 あさっての朝は本番です。天気予報は晴れ。できたら無風が一番ありがたいです。

 そんなワケで今日はお昼から日が傾くまで駐車場にいたのですが、夜からは会議があります。また公民館的な場所に行ってきます。

 内容はおそらく細かい打ち合わせ。それと春の桜祭りの話も出るかもしれません。3月末の予定なんですが、新型コロナの影響が心配です。公園内に出店が並ぶ楽しい行事ですので楽しみにしている人も多いと思うんですが、どうなることやら。

 さすがに第6波を乗り越えたらかなり展望が開くのではないかと期待していますが、それにはまず目先の困難を乗り越える必要があるのです。