やぶれガサたぬき郎〔奮闘〕

 いっしょうけんめいにカタナを振り回していますけど全然当たらない感じを絵にしてみました。

 目を閉じてますからね。

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 腰痛のためイラストばかり描いています。私の場合、普段から座りっぱなしであっても腰を痛めることはあまりありませんので、とりあえず安定した姿勢がとれるイラスト制作をしています。ブログ用イラストの備蓄作りです。

 以下はラジオ日記です。

 NHK・FM「世界の快適音楽セレクション」。冒頭の10分ばかりを聞きそびれました。聞き逃しサービスで補おうと思っています。実はきのうも書きましたが先週の「快適音楽~」の内容が良かったので朝からまた聞き直していました。数曲は録音。そんなことをしていたら今朝の放送が始まる時間でした。

 今日の番組テーマは「はえる音楽」

 カルメン・ミランダさんの歌がとても良かったです。面白くて明るくて。

 それと映画「ストレイト・ストーリー」のサントラ曲も良かった。この映画は私もDVDを持っています。独力でなんとかするってあたりがパンクロックファンにも好かれているようです。私もそのクチです。

 きのうネットの動画サイトで見た映像などの話に移ります。

 ゴンザレス三上さんの発言で「高柳昌行さんの若い頃が知的なアイドルみたいだった」と聞きまして。私もネットで参照してみたらホントにその通りでした。私の目にはアート・リンゼイさんの容貌に一脈通じるところがあると感じました。そんな流れでネットの動画サイトなんかも高柳さん関連で見たんですがベーシストの井野信義さんとのデュオ演奏がとても良かったです。井野さんは初めて知ったんですが素晴らしく聴きやすい。メロディックでね。異常に入りやすかったです。映像としては別にプロの人の撮影というのでも無いと思いますけど非常に重要な高柳さんの右手の動きをきちんと捉えていて好印象。ガットギターの演奏で明確な意図が右手に現れているという感想を持ちました。音質としては圧縮感が強く総じてローファイでしたけどとりあえず両者が出している音は全部聞こえるといったものでこれも非常に良い記録だと思いました。1990年。高柳さんが亡くなる前年だったそうです。

 それと前に聞いたラジオ番組で音楽家にして日本のジャズ評論界の頂点をも極めた大友良英さんがおっしゃっていたことで「高柳さんは意外かもしれませんが渡辺貞夫さんとも親しくてよく話し込んでいた」みたいなご案内を耳にしたんですが、両者の演奏も同じ人がアップロードした映像で見つけて感激しました。思うに高いレベルの音楽理論に惹かれあったというかこんな話できる人が他にはなかなかいないっていう意味での繋がりだったんじゃないかと想像しますけど、演奏にしてもどっちが主で片方が従っていうんじゃなくて互いに持つ音楽的な関心の重なる部分を客前で披露したっていうような感じに聞きました。こちらもちょっぴり粗くはあるが過不足ない録音でした。こちらでも高柳さんはガットギターをお弾きであるようす。しかしマホントにツボを押さえた要領の良い録音です。