いつも「酒」と書かれたとっくりを持っているタヌキくんですけど、たまには休肝日ということでお水にしました。

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　ラジオでペギー葉山さんの「南国土佐を後にして」を聞きました。NHKラジオ第１。「らじるラボ」内の合計１時間ほどのコーナー「お〜いニッポン」。今日は高知の話題でしたので、関係する曲をいくつか聞けました。

　ペギー葉山さんが最初に「南国土佐を〜」を歌った際の出来事を知りました。最初は静かにしていたお客さんを前に本来はジャズ歌手である葉山さんは失敗を予感したのだが後半の盛り上がるところでは手拍子が起きたのを見て安堵したというもの。やはり最初から手応えはあったのかな、と思いました。NHKの高知放送局開局記念の公開放送。地元の人たちを前に歌ったのだそうです。NHKの「ラジオ深夜便」を担当する徳田章さんが葉山さんが没する４ヶ月前にご本人から聞いたということでした。

　マしかし「南国土佐を〜」のゆったりとした節を遠心力を効かせるようにして離したかと思わせてグッと引きつけるという緩急の技っていうか、ジャズで学んだ部分がよく出てるんじゃないかなって思います。「ドレミの歌」を日本に紹介した際のエピソードなんかを見るに日本の音楽文化を豊かにしたいっていう思いはひとかたならぬものがあったんじゃないかと思います。倒れる数日前まで舞台に立っていたという点を取っても志の高い人だったんだろうなってわけで私は尊敬しています。