ホラアナ物語〔16〕

 9時間くらい寝ました。起きたら朝の6時前。とても深い睡眠でした。きのう自転車を押して延々と上がってきましたから、あれは運動になりました。

 朝の6時ぴったりからマイルス・デイヴィスさんの「ライブ・イビル」。最近でもラジオ番組「世界の快適音楽セレクション」で1曲聴いたばかりですけど、まとめて聞こうというワケです。

 自転車のパンク修理をしました。チューブを新しくしました。このところ自転車修理が続いておりますので要領よくできて30分ほどで終了。

 今朝は重い荷物を背負って自転車で坂を登らなければならない日でした。帰りは小雨。ちょっと濡れましたが、どうせ汗をかくのであまり変わらず。

 きのうの睡眠が良かったせいか、午後もやたらと元気。重い荷物を背負う修行を、もう1回してきました。またもや小雨に降られました。

 今回の荷物はジャスト10キロ。お米の袋なのでわかりやすい。しかし重かったです。

 今まで当ブログで「今日は何キロくらい」みたいなコトを書いておりましたが、あれはちょっと重めに判断していたようです。ホントの10キロというのがよくわかりました。

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 ラジオ日記ですが、NHKラジオ第1「文芸選評」。俳句。今日の選者の先生は小澤實さん。松尾芭蕉の研究もしている人だそうです。

 なんでも俳句の雑誌の企画で、20年ほどもかけて松尾芭蕉が句をよんだ地に実際に行ってみるという活動。それが2冊の本になったそうです。すごいなと思いました。

 以前に「文芸選評」にご出演した榮猿丸さんは小澤さんの門下生にあたるようです。

 今日の兼題は、草が枯れて赤っぽくなっている状態。「草紅葉」という言葉があると初めて知りました。

 “枯れる”っていうのが命の終わりに重なるのか、故人を偲ぶような句も寄せられてきていたようです。もちろん他の傾向もあり。

 旅館を訪ねたらネコが草紅葉から顔を出していましたよっていう句が、可愛らしかったです。

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 「世界の快適音楽セレクション」は、聞き逃しサービスで聞こうと思います。

 今はパソコンで相変わらずデイヴィス氏の手持ちの音源を聞き返しています。「ライブ・イビル」は聞き終わりまして。ウィーンでの1973年録音のこれまたスゴいライブを聴いています。本当に並々ならぬ密度です。今朝ちょっと変なコトを思ったんですけどデイヴィスさんって周りの人間が音楽にそんなにのめり込んでないと気づいた時なんかに寂しくなったりした経験ってないんでしょうかね。

 それとは関係ないんですけど、来週の月曜深夜から5夜連続で「ジャズマイルス」っていう企画があるようです。良いタイミング。私も聞いてみようと思います。なにしろ50年代とかのアコースティックな編成の氏の演奏も克服できたみたいなので、一応は死角が解消できたと思っているのです。