深海の生き物-ナンヨウミツマタヤリウオ〔01〕

 ラジオ番組「子ども科学電話相談」を聞きました。歴史が好きだという小学生の女の子から「昔はなぜ男性が絶対の世の中だったのですか?」という質問。

 政略結婚や一夫多妻制に疑問を持ったのだそうです。「当時の女性はイヤじゃなかったの?」とのこと。ナルホロね。

 対する回答は「人の人生は時代背景に大きく左右される」とまず大日向先生。心と体の分野のご担当です。その上で歴史を学んで当時の人々の心境に思いをはせた質問者の女の子を賞賛。「昔のことを知ろうとしない人は、今のことに対しても理解ができない」というわけでこれからも学んでくださいねというようなお話。

 また、庶民のおカミさんは男性と同等に働いていたので、言いたいことも言えたのよ、という文脈から女性の自立について。

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 以上のようなワケなんですけど、折良く当ブログもですね。「深海魚のオバちゃん」シリーズの開始ですよ。

 「ナンヨウミツマタヤリウオ」っていうお魚です。このお魚では「メスのカラダの方が大きい」みたいです。それと顔のコワさもメスの方がまさっているように思います。ほっぺみたいに見える円型の線は発光器であるようです。

 ちょっと戻します。女性の自立なんかについてね。私自身、人の生き方なんかを学んで感動する場合、男性であったり、また、女性であったりするわけで、性差の区別はないワケです。ところがねぇ…。人によるかと思いますけど、私の場合「オジさんを描く方が得意」なんですね。おもしろいんでね。マヌケな感じね。しかしソレではイカンと。意識的に女性も描いて行かなくては。そんな気持ちで進めていこうと思います。

 もっと言うと、オバちゃんはともかく若い女性。この点が大きな問題なんですけど、ソコはおいおい進めていくことでお茶をにごしておこうかなと思います。こういうことを言っているといつまでもウマく描けないかもしれませんけど。

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 ラジオ日記です。「現代の音楽」を聞きました。

 先週に続いて「2021年度武満徹作曲賞本選演奏会」のようす。若い作曲家たちの作品ですね。

 ミンチャン・カンさんの「影の反映、幻覚・・・」を聞きました。韓国の方だそうです。聞きやすい曲でした。キレイで、メリハリもあって。薄く尖った音色からの導入に夢を見るような気持ち。秀逸だったと思います。

 番組の後半に時間の余裕が生まれたため、審査を担当されたパスカル・デュサパンさんの作品「トロンボーン独奏のためのインディード」をCD録音より聞きました。これは面白い曲。驚きました。表情豊かにトランペットの様々な様態。しかし割合ソフトな面をグルッと一周したような心境でした。