ジゴクに落ちた野郎ども〔04〕

 不満の態度を示すクモ氏です。

 やっぱりクモのからだつきなどを理解した上で動かせるようになると、それっぽくなるのかな、という感触です。

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 近況メモです。

 当ブログは4月のアタマくらいからずっと自動投稿になっています。

 それで最近の内容には生活面の描写が無かったのです。

 楽なものですから、ほっぽらかしになっておりました。

 今月いっぱいまで自動投稿の原稿が用意されている状態です。

 今は部屋の片付け等に忙殺されておりますが、基本的にはいつも通りに生活しております。

 そんなご報告です。

 去る日曜日にイラストのお仕事をしました。

 ひさしぶりにお仕事をいただきまして。ありがたいです。

 規模としては小さなものなんですが。

 ラフを一気に描き上げました。

 仕事は少ないんですが、この数年、イラストの出来としては好調なんですよね。私。

 なんとか身辺の整理を済ませた上で仕事を増やしていこうと思っています。どこかが使ってくれるんじゃないかと期待しているんですが。

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 その他には、自作の音楽を作っています。

 こちらも久しぶりの出来事。

 本当は部屋の片付けに集中するべきなんですが。

 ナゼかおそろしく好調で。音楽作成が。

 この3週間くらいの間に7曲できました。もっとできそうです。

 私としては珍しい状態。

 たいてい1年に1曲。最大3曲ほどのペースなんですが。

 この5年ほどは実績ゼロだったのに。どうしたんでしょうか。

 心境にも体調にも変化は無いのですけど。ふしぎです。

 くわしく申しますと、実は“できた”と言ってもオケ(伴奏というかシンセサイザーの打ち込み)までの状態。歌メロは全く手付かずです。

 歌メロ作成こそが一番重要でむずかしい作業ですので、“半完成”というのが正確ですね。

 しかしオケに関してはですね。今まで作ってきた曲とはまた違うものができたので、非常に喜んでいます。

 中には全く初めての感じのものもあります。

 上の方で「心境その他に変化なし」なんて書きましたけど、音楽作りに対するスタンスは変わりまして。やってて気づいてビックリしたんですけど。

 なんだかずいぶんと客観的になりました。

 前はもっと情熱があって観念的だったと思います。近視眼的というか。

 オレの曲なんだし! もう! がんばるぞ!って感じだったんですけど、「この曲を鳴らして、聞いてくれる人と共有できたらイイな」みたいな考え方に変化しました。

 逆に今までと同様、不変な部分としては、他愛の無いバカバカしい曲しかできません。しかしソコはソレ。

 私らしくハッピーな詩をつけてメロディを乗せようじゃないかと気分的には充実しています。

 早くギターを修理してギターのパートも重ねたいものですねぇ。

 ギターにつきましても、今まで弾いてきたようなタイプをなぞるだけでは意味が無いと考えています。

 弾いていない間の数年間。吸収できた要素がかなり多くてですね。いずれもラジオからなんですが。

 大友良英さんのイーボウ演奏や、ゴンチチさんの音楽性ですね。

 あとは現代音楽にかなり親しめましたので、世界が広がりました。

 ゴンザレス三上さんのメロ弾きから学ぶことが多いです。この辺は手付かずだったので。こういう風に弾くんだなと。

 シンプルに見えてジッットリと大変に色々している。ここまで込めるんだなと。50の手習いですよ。ホントはもうそろそろ60の方が近いんですけど。

 最近、大友良英さんのラジオ番組でジム・ホールさんのギター演奏の数々を聞いた時にも非常に繊細で、なおかつ究極の美を追求する貪欲さを感じたんですが。呆れるくらい素晴らしかったですね。すごい人でした。

 基本的にはガチャガチャとしたバッキングをしているのが好きな私ですけど、欲を出していきたいです。

 あとはアレですよね。民謡。民衆の歌。

 民族性ですよ。現代音楽についてアレやコレを学んでいく上でも非常に納得したんですが。自覚的な作曲家。たくさん知りました。

 私が作ることができる音楽は、分類するとテクノ・ポップとかシンセ・ポップになるんですが。それもかなりヘンテコな。がしかし民族性についてもひそかに意識していこう。って思っています。

 これは別に義務感とか民族性に対する自覚とかそういう殊勝な心ではなくて、とてもレベルの低いおハナシで。

 やっぱりその国の人はその国らしい節回しを援用すると、いきなりチカラづよく響いて聞こえる。みたいなんですよね。どうも。私の理解したレベルでは。

 だからむしろ「使わせてもらって、あわよくば推進力を得たいものだ」みたいな実利的な意図からそう考えています。ミもフタもないですけどね。