ハイエナのおかみさんを描きました。
ヘアスタイルとしては日本髪なんですが、とてもボリュームがある感じにしました。
アフロヘアで、なおかつ“分け目”をつけた髪型があると思うんですが、そんな感じを狙っています。
ハイエナのメスは、オス以上に勝ち気だという記述を見たんですが、そんな感じです。
超越的な存在を想定してみました。
日記としては相変わらずブログ用イラストの備蓄作りです。
きのうと同じく割と良く集中できています。
今日はNHKラジオの聞き逃しサービスで三島由紀夫さん生前の肉声を聞きました。
番組名としては「声でつづる昭和人物史〜三島由紀夫」です。
去年のうちに初回と2回目は聞いていましたが、今日は残りを全部聞きました。
ですが特に初回と2回目は印象に残りました。
「愛と死について」、三島さんの気持ちを知れました。
この5回シリーズを聴いた感想はまとめて書きたいですね。いつか。
保阪正康さんが番組のまとめとして最後におっしゃった内容は私と近かったです。
市ヶ谷での切腹についてなんですが。
非常に興味がありますけど、違うんじゃないかという。
しかしそんな疑問に対する三島さんからの回答とも読み取れるメッセージが随所にありました。
保坂さんがかなり三島さんについてよく知っていて、またよく考えた、これまでの長い経過がそうした構成をさせたのだと思います。
すっかり忘れていたのですが、私はどうやら若い頃に「青の時代」を読んでいるようです。
確か、妙に気になって3回くらい読み返したと思います。
間隔を空けずに数日の間にリピートしたんですよね。
もう少し自分の中で整理する時間を設けて、何らかを自分なりに刻んでいれば、もう少し覚えている事もあるかも知れないんですけど、もう中身はサッパリ残っていません。
しかし光クラブの首謀者が大学で三島さんと同じ授業を受けていて、しかも友人であったらしいというのは初めて(番組で聞いて)知って驚きました。
ネットで探してみたら、保坂さんの書いた文章も読めて有意義でしたが。
この両者が近しい関係でありながら死生観とか、人生における大切なものの価値観が全く違う、その点もすごく興味深いなと思いました。
三島さんがこだわった日本的なものとは対極にある契約を重んじる価値観。
非常にドライ。しかしそうした性格は敗戦時の経験に由来すると知り、重い気持ちになりました。
そうそう。それで命日が同じで。両者とも。それでどちらもまぁ自死っていうかね。
光クラブの人(山崎さん)は、かなり若い時分に亡くなっているので年代は違うんですが。
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三島さん言うところの葉隠から学んだという、魂の高揚、あるいは充実っていうんでしょうか。
そのへんは私も考えていこうと思いますが。
仮に自分が死ぬ時に、そういう状態であれば、確かにその死は納得できるものなのかなと。ちょっとそんなことを思いました。