女性のカンガルー氏を描きました。
おじさんのカンガルー描写に手こずりまして、女性の表現に手が回りませんでした。
カンガルーのカラダの描写における難しい点というのは色々とあります。
なかでも難しいのは腕の付け根かなと思います。
ヒトやサルは首の下に肩があって左右に向けて腕が生える感じですけど、カンガルーはそれよりも前に突き出す感じですね。
方向としてはイヌなんかに似ている部分もありそうですけど、私がいちばん近いなって思うのはカマキリですね。
カマキリもカンガルーもコシのあたりはふくらんでいて太いですけど、肩の部分は極端に狭いというか首の太さとあまり変わりません。
そして胸のあたりから腕があって器用に折りたたむコトもできる。
大変に興味深いんですけど、その描写には踏み込めませんでした。
その通りに描くと与える印象として不自然になりそうな恐怖もありまして。
まぁぶっちゃけたところ私の描く動物って、イコール人間社会を映す戯画でもある都合上、人っぽい感じも大事です。
1ヶ月ほどカンガルー氏の描写に取り組んでみましたが、一定のラインは再現できたかなと思う一方、満足できない部分も多々ありますね。まとめますと。
もうちょっとかなって思うんですけど。
もう少しがんばらないと自家ヤクローチューに収めるのは難しそう。
カンガルーの体型は複雑なんでなかなか収まりません。
予定では、というか来年初頭からはいよいよクアッカワラビーくんに取り組もうという段取りではあったんですけど。しかしもう少しカンガルー氏の練習を続けようと思います。