村のようすを構想していこうと思います。
村の人々の描写の探求と並行するカタチで。
今日は、村のはずれのお地蔵さん。
いわば「村の入り口」です。
昔のヒトの素朴な思い。
「村に悪いコトが入り込んでこないように、お地蔵さんに守ってほしい」という願いなのかなと思います。
ただし本日のイラストのお地蔵さん。ようすがおかしい。
吐血してるし、左手に持ってるものは法具ではなくて「おでん」です。
ひょっとして背中の板はサーフボードなのでは? とも思います。
足元にサーファーが使用するワックスのカタマリっぽいモノも置いてありますし。
この村の位置するトコロは、これまで当ブログでチョビチョビ出てきました、今の富士市と沼津市の境目のあたりの大きな沼。「浮島沼(うきしまぬま)」をモデルにしております。
富士市においては比較的よく昔の農具などが発掘される場所でありまして、農業があり、そしてまた集落があったのだろうと。そんな感じの場所です。
「沼」と言いましても色々あるんですが、出土する田下駄ですね。沈み込まないための補助具。
ソレが他の地域の田下駄と見比べた場合、浮島沼のものはかなり幅が広いようです。
どうやら距離的に遠くない静岡市の有名な遺跡、登呂遺跡。そこから出てくる田下駄は割とコンパクトにまとまっているみたいです。
素人が見ただけですので何も確定的なコトは言えないんですが、まぁ私がやっているコトはあくまでマンガ的世界でありますので、自由に進めようと思います。
つまりかなり深い沼としました。
「池」の一歩手前みたいなね。
そうした要因から田下駄をかなり大きく広くする必要があったのではないか、みたいな感じです。
そう考えるとお地蔵さんが村人が寝静まった後に沼でサーフィンをしていてもおかしくない。
そんなメチャクチャでユカイな村のようすを考えています。
村の人たちの住居ですが、山の斜面の少し高くなったところに点在する感じを考えてみました。
穴を掘っただけの感じです。
そこに動物たちが住んでいると。
まだ漠然としたイメージしか持ってないんですけど、この先、描きながらもっと具体的にしていきたいです。
カッパの子供をイラストに描きました。
数日前に掲載したイラストのカッパくんより年下の設定。
髪型は、より野生的な感じにしてみました。