おばけキャットくん〔17〕

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 おばけキャットが「お好み焼き屋さん」を始めたというイラストです。

 いぬオバケがお客さんです。

 上の方で、おばけキャットがモメています。
 どうやら、味付けをどうするか? で意見が割れているようです。
 みんな職人気質なので、こだわりが強いんですね。
 きっと。

 いぬオバケくんは、「チーズ味のピザっぽい味」にしてほしい、と考えているようです。

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 ラジオ番組「文芸選評」を聞きました。
 今日は俳句の日でした。
 兼題は「こうもり」。

 いったいどんな俳句が寄せられるんだろうかと楽しみにしていました。
 ちょっと変わってますよね。
 俳句の世界ではそうでもないのかな?

 今週の「らじるラボ」での鈴木桂一郎さんの「ラジオ句会」でのお題は「かたつむり」だったと思うんですが、こちらならもうズバリ「6月!」。「入梅!」って感じで親しみやすいんですけど。

 そんなワケで期待の高まる「こうもり」なんですが、やはりなかなかの聞き応えでした。

 私が好きだなと思ったのは「ワタワタと飛んできたコウモリの小さなお顔」を発見する句でした。
 こうもりは目なんかもチンマリしていて、かわいらしいですしね。

 ソフト・セル的に言うなら「セイ・ハロー・ウェイヴ・グッバイ」。
 続いてるんですよ。きのうから私の中でのソフト・セル祭り。ていうか終わらない。ノン・ストップ・エクスタチック・ダンシン(や)ですよね。

 戻しますけど本日の選者の先生は、鴇田智哉(ときたともや)さん。漢字が難しい。
 この方は先月でしたか「文芸選評」の先生として出てらした関悦史さんと仲が良いみたいで。
 同学年なのかもしれないんですけど、鴇田さんの俳句の紹介が冒頭にありました。
 「うがいの音がふたつの柱のように立つ」という俳句が良かった。
 うがいの時の「ゴロゴロゴロ」っていうのは「1本、2本」って数えるのが正しい気がしてきます。

 それと俳句の話題に合わせて書いておきますが、関さんのブログを見たら他の俳人の方の句集か何かの紹介がありました。
 どうやら俳句の世界では、作者の方から句集を贈呈されたりした場合、「この本から私が良いと思った句はコレです!」って紹介する文化があるみたいなんですよね。

 そこでかなりビックリした俳句を読んでらしたのが中村猛虎っていう、またすごい名前の方の作品。
 奥さんの闘病と死についての俳句でした。これはエグられました。

 名前だけ聞くとドコに行くにも黄色いハッピ着て首からメガホン下げてそうですけど、お写真を見るとそういうコトはなかったです。