図説! 店内のようす

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 今日はラジオで加山雄三さんの曲「旅人よ」などを聞きました。名曲。

 NHKラジオ第1「らじるラボ」。
 ライブ音源を聴いていく企画。「FMリクエストアワー・リターンズ」。
 今日はディスクジョッキー役として徳田章さんNHK・OBを迎えての進行。

 なんとレッド・ツェッペリンの「天国への階段」のライブバージョンが最後までかかりました。11分ある長い曲。
 こういう長い曲がフル尺でかかると、FM放送っぽい雰囲気が出ます。ナゼでしょうか。

 リクエストの送り主は徳田さんのお知り合いでもあり80代で蒔絵の伝統工芸家。鯖江の方でまだ現役だそうです。
 徳田さんが赴任先の福井で取材をした際に知遇を得たとのご紹介でした。

 80代でこのリクエスト曲というのが驚きなんですが、音楽がとても好きな方で。柔軟な感性をお持ちの様子でした。
 その方のリクエスト・メッセージの最後にそえられた言葉。
 「音楽に助けられ守られた人生」という内容でした。

 きのうの当ブログでもちょっと出てきましたが、小説「青春デンデケデケデケ」の最後の文章にも似ています。
 「愛しい音楽の数々よ。どうぞぼくを守りたまえ。」
 久しぶりに思い出しました。
 というか先日に大林宣彦監督が亡くなられてから何回か思い出しているんですが。

 最初に知った20代の頃と50代の今とでは、また感じ方が違いますね。
 私が80代まで生きたらどう感じるでしょうか。

 今の私が感じるコトとしては、やっぱり同じように胸がいっぱいになるんですけど、なかなか思うような絵が描けなかった20代の頃に比べると落ち着いてきました。でもまだ全然ですので、良い80代を迎えたいものです。マそれまで死なないようにしないといけないんですが。

 ところで「青春デンデケデケデケ」なんですけど、出版社は河出書房新社なんですね。先ほど確認して初めて知りました。
 私は文庫本で持っているんですが、「私家版」っていうページ倍増の方も持っていますよ。軽音楽が好きな人だとコッチの方がいいかな。
 DVDも持ってるんですけどね。中古で買ったんですが。

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 本日のブログ用イラストの「千駄ヶ谷にあったギター屋さん」です。
 このお店の立地が実は河出書房新社のすぐ裏なんですよね。
 私が頻繁にスケートボードをしていた公園のすぐソバでもあります。

 さてさてイラストの内容に参りましょう。

 ギター屋さんの店内です。
 ボロボロの服を着ているネコが当時の私です。

 ホントはもうちょっと広い店内だったと思いますが、諸々の事情でこんな感じに収めました。
 ネコのとなりにある棚にギターの弦なんかが入っていました。

 奥の方にズラッとギターが並んでますね。
 ちょっと面白いのがそれぞれのギターに名前が付いていて「ダレそれ・モデル」とか明記してあるんですよ。紙が貼ってありまして。
 「アレキサンダー後藤」とかね。まったく覚えてませんけど、そんな強そうな感じ。「ヴィクトリー・ニュー太郎」とか「逆エンペラー玉井」とかね。ウソですよ。

 それと左の方にとても小さなステージ状の装置。わかりますかね。
 見た感じほとんど使われていないようすでしたが、おそらくお店で狂熱のライブをする際の舞台なんじゃないかと思います。

 そんなイン・ストア・ライブのもようを私が想像で描いたイラストを、明日の当ブログでご紹介する予定です。どうぞお楽しみに。