今日はラジオで俳句をいくつか聞きました。
NHK・ラジオ第1「らじるラボ」。
チューリップをよんだ句の募集があったのです。
たくさんありましたが、小さな子供達に合わせて読まれた俳句が多くてかわいらしかった。
俳号を持つ鈴木桂一郎NHK・OBが選んだのは庭に黒ネコがおりていってチューリップを揺らしながらスタスタ歩いているという感じの句でした。あざやかですね。
朗読の時間は室生犀星さんのラジオにまつわるエッセイ。
きのう私が室生犀星さんについて何も知らなかったというコトを書いたんですが、補足して書き忘れたコトも添えておこうと思います。
萩原朔太郎さんが詩人だっていうコトも知りませんでした。
流行小説とか、そんな感じのフィールドでお仕事した人かと思い込んでいました。やれやれ。
ワタクシゴトになりますが、実は私、国語の成績は悪くなかったんですが、というか商売上さしさわりのあるコトをあえて申せば、美術の成績なんかより国語の方が安定して良かったんですが、詩とか俳句、はたまた短歌。その辺がサッパリなんですよね。
50歳を過ぎてもハードコア・パンクがどうとか言ってるくらいなんでコレが若い時分となると、もっとココロの中はハゲしいものを求めていたワケで。
要するに一般的な「詩」などはヌルくて聞いてられなかったんですね。
革ジャンの片腕に「君死にたもうコトなかれ」ってペイントして書いていたコトはあるんですが、これとて当時の臨教審で反戦歌を排除する動きがあると知ってそれならイヤがらせしてやろうと新宿という人がたくさんいる場所でこの革ジャン着てウロウロすればイヤでも目につくんじゃないかっていうそんな発想でしたし。
当時の私は夏でも革ジャン着てましたからね。当然メチャクチャ暑いですよ。
そんなワケで詩的表現というものに親しんで来なかったツケですね。
著名な詩人の方たちを知らないっていう。
まぁ私にとってはディスチャージの曲の中で歌われた詩さえあれば十分でそれ以上のものは無いといまだに思っています。
私の精神的な成長期はいつ来るんでしょうね。
このママかもしれない。