ニューロマ男性との遭遇

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 きのう「鳩森神社」について書いたんですが、こんなタイミングでもないと書けないような小ネタを記しておこうと思います。

 鳩森神社から千駄ヶ谷の駅までをつなぐ道がありますけど、そこでひとりの男の方とすれ違いました。
 一瞬の出来事です。
 もう30年ほど前のお話です。

 足元が目に入ってスゴイおしゃれな人だな、と思って目を上げたらバッチリとした濃いメイクをされてる方なんですよ。
 髪の毛もバッチリ決まってる感じで。
 うわー。スゴいって思いました。そんな人はじめて見たんで。

 会社帰りで多分私は歩いて帰る途中だったんですが夜中の道すがら、ボオっとメイクした男性が浮かび上がった感じですね。
 これがもう洋服の感じといい、メイクその他の感じといい「ニュー・ロマンティック」という音楽のジャンルの世界の住人という感じでした。

 イラストに描いたとおりけっこう体格のいい人で、サム・ビザール・レコーズのスティーヴォさんか、ギタリストのマルコ・ピローニさんかっていう感じでした。

 雑誌の写真なんかを見ると、そんなにカップクの良い人が出てくる音楽ジャンルでもないのですけど、「そうは言ってもファンの人の中にはこんな人もいるんだな!」と、たったおひとりの姿を確認しただけですが、ちょっとだけ「実態」に触れた思いでした。
 うれしかったです。