校章にハトがいる学校

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 毎度すみませんが今日も手ヌキですよ。
 あいかわらずいそがしくて。

 いつもはブログ用に何かイラストをデッチ上げて掲載しておるワケなんですが、いよいよそのイラスト作成の時間も無いと。

 それで上の方に貼りました本日のお写真なんですが、これは当時に私が住んでおりましたアパート、その近所に今もある小学校の校章ですね。

 「鳩森(はともり)小学校」って言うんですが、この校章が非常に可愛らしいデザイン。
 ハトです。目がまんまる。
 ハトが豆鉄砲を食らったような顔、なんていう言い回しがあると思いますけど、さすがはハト。ヒトであったらここまでの“食らった感”は出せません。

 鳩森小学校は、とても歴史の長い学校であるようです。

 私がこの小学校を初めて見たのは高校を卒業してすぐ。30数年も前です。

 この学校のハス向かいにあるデザイン系の専門学校に通っていた関係で目にしたんですが、運動場が、“土”のグランドじゃないコトに衝撃を受けました。コレがウワサに聞く都会の小学校の運動場か! と思いました。

 そんなワケで静岡のとりわけイナカというか富士山のすそ野からやってきた私にはとても“ニュー”に見えましたが、実は歴史があると。

 ちょっと離れた場所になりますけど、鳩森神社っていうのもありますし、そこから取ったのかなって思います。
 この鳩森神社がまた良い神社でして。
 となりに将棋会館なんかがある関係でハブさん。なんかスゴい将棋が強い人。あの人なんかはココで結婚式をあげたんじゃないかと思います。

 富士塚があったり、脇に子供の遊び場があったりしますし、木がウッソーとしてるんで酷暑の際にはちょっと気持ちの救われる場所でした。私にとって。よくこの辺をフラフラしました。

 神社ってその土地の高い場所に存在している傾向があるそうなんですが、まさにこの神社もこのあたりの頂点にあります。
 ココから放射状に道が別れているような感じですよね。
 今みたく高い建物が立ち並ぶまでは、きっとこのあたりの人は鳩森神社を見上げるようにして暮らしていたのかなと思います。

 ここから代々木に向かう道すがらには銭湯もあったんですけど、近年やっぱり無くなっちゃったみたいで。
 私が通っていた時期は壁のペンキ絵が(植物の)ソテツの絵というあまり他に類を見ない感じだったんですが、残念ですね。

 おっといかん。ついナガバナシに。

 本日のお写真に話を戻しますが、画像データの年月日を見てみたら、20年ほど前に私はこの写真を撮影したみたいです。
 校門に張り付いていた校章を撮影したのです。

 しかし今現在のようすをネットの地図で見てみると、校門のデザインが変わってしまったというか、新しく工事したのかわかりませんが、ちょっと造りが変わっているのかもしれません。

 ですが校章ですからね。モノがモノだけに、今でも学内のどこかにこの金属製レリーフは残っているんじゃないかというのが私の想像なんですが。

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 お仕事メモなんですが、イラスト作成という面ではほとんど進みませんでした。
 軽い下ごしらえだけ。

 朝から伝票を書いて、お昼に郵便局まで行って投函。
 それと自転車の保険の払い込みなんかをしました。

 夜からは町内会のお仕事で、今年度に町内会で使ったお金の会計監査をしました。収入と支出ですね。
 私は去年度の町内会・副会長だった関係で監査を勤める義務があるのです。
 ちなみに再来週の町内会・通常総会でも監査としてのお仕事があるんですが。

 現在の社会情勢をかんがみて、今年の総会は無観客。というか一般会員たる町の皆さんの出席は取りやめになりました。
 一応、規約としても承認に足る委任等は受けているので問題はないのですが。
 なんでこんなにシャチホコばった取り決めが必要なのかというと私の町が「法人化」されているからなのです。

 そんなワケで、今日の1日というのは集中的に「イラストの仕事以外のコトを消化した」。そんな1日となりました。
 明日からまたいつものような業務に戻ります。

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 ラジオ日記なんですが、「試し書きの用紙コレクター」という、聞く人のドギモを抜くような活動を続けるヒトのお話を聞きました。
 NHKラジオ第1、お昼からの番組「ゴゴラジ」です。

 文具店の店内、筆記用具のそばに置いてあるアレですよ。
 あの用紙に書かれた文字や記号、その内容から人の思いや生活が透けてくるというような。

 平たく言うと、ヒトそのものが好きな方だと思うんですが、その方はとりわけ「試し書き用紙」から“ヒト”を垣間見るタイプなのかなと思いました。

 かなり徹底してるのか、世のニュースなども試し書きから得ている部分大だと聞いて驚きました。

 「令和」に元号が変わったコトも試し書きに書かれた文字から知ったそうでビックリ。こんな人がいるのか。
 私もかなり世間からカイリしているコトを自覚する人間であるワケですが、さすがにココまで離れてませんよ。

 しかもこのヒトの場合、お店を巡って資料を収集する関係上、街中をよく移動しているワケですから、日がな1日自室でひたすらイラスト作成を続ける私とは生活様式としてみれば雲泥の差であって、ヒトの暮らしにむしろ密着している実態があります。それでありながらのこの仙人感はスゴイ。会う時にはいつでも他人のふたり。そんな歌の歌詞以上の断絶がありますね。ありますよ。

 ラジオからお話を聞きながら、私はこんな職業をしてるのに文具の試し書きというのをほとんどしたコトがないのに気付きましたが、そんな私のこれまでの人生経験のモロモロなどは吹き飛んでしまうようなエピソードの連打でした。

 くわしくはゼヒ、NHKのサイト上の聞き逃しサービス等を利用するコトをおススメしますが、「よく試し書きとして書かれる文字列」として「剛力彩芽」とか「壇蜜」等のちょっと難しい漢字が好まれる傾向にある、そんな分析は聞いていて面白かったです。

 なんか文章ばかり長くなってしまいましたが、最後に本日のお写真パート2。
 「今日の富士山のようす」です。
 風が強かったです。そのせいで空気はキレイでした。

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