カピちゃん練習〔38〕

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 今日は外出して細かな用事をすませました。

 会議の議事録をまだ作っていませんでした。
 総務部の部会。地域のボランティア仕事です。
 これからやろうと思います。明日には完成させたいです。

 先日というか月曜日でしたか、見積書を出したとお伝えしましたが、なんと受注できました。ビックリ。
 そうなるんだったらもう少し金額を高めに書いても通ったかもしれないのに! と、後悔したんですが、まぁ考えても仕方ないです。前向きに行こうと思います。

 どれくらいの期間、担当できるかわかりません。良いものを描いて私にとっても良い経験にしたいです。
 構図や色使いについて、これを機に学習し直そうと思います。
 入稿は4月からだそうです。それまでには。

 仕事について、だいたいの説明もしておこうと思います。
 刊行物の表紙です。
 どこの自治体にも存在する生活インフラを受け持つ施設の広報誌みたいな感じだと思います。

 その施設に「ゆるキャラ」がいるのだそうです。私がこれから担当する表紙にも必ず登場するというか毎回、描く必要があると。

 そのキャラは着ぐるみとしても存在していて、イベントで市民と触れ合う機会もあるみたいです。ネットで調べた感じでは。もしかしたらそれなりに浸透しているのかもしれません。
 つまり要するにイラストに起こす場合にもフォルムが崩れないようにしてほしいと。イメージ崩さないでねっていう。そういう意向が届いています。

 非常に幾何学的なカラダをしているキャラクターですので、3Dソフトで作りやすそうです。入稿してくる前にモデリングしておこうかと思います。
 そういう用意をしておくとカラダの向きなどを任意の方向に向かせた場合の展開ですね。特に他の仕事と重なって忙しい場合に助かりそうです。そのぶん下書きしなくても良いですから楽になりますし、他の部分をがんばる余裕も出るだろうと思います。

 刊行物が使われる土地柄についても書いておこうかと思います。
 以前に当ブログで「かつて鋳物産業で栄えた自治体」であるみたいなコトを書いたと思いますが、じつはココ。副読本の仕事も私はしています。小学生向けのお仕事。当ブログではよく出てきますので重ねての説明はしませんが。

 去年に手持ちの本を大量にスキャンして電子化した際に、過去の自分の仕事を見返す機会もあったんですが、出てきまして。
 まだ私が会社の業務としてイラストを描いていたコロの作。20代前半。そのとき描いていたのがこの自治体の小学生向け副読本。
 当時はイラストをなんとか仕上げるだけで精一杯でしたから自治体名までには気が回りませんでした。
 それ以来、改訂がちょくちょく入ってずっとやってますよ。結局。
 こんなに長く継続できるとは思っていませんでしたが時間にして30年ちょっと。つまり当時の小学校中学年の子が今は40代手前。

 今回の表紙のお仕事は年齢に関係ないというかおそらく全年齢の市民向けですから、“大人になったかつての子たちに送る手紙”みたいな気持ちも込められるお仕事かなと思います。
 これはしあわせなコトですね。
 元気でやってるよって伝わると良いです。

 ニュースで見たんですが、その地では外国にルーツのあるいわゆる日系だったりする子が荒れてるなんていう状況もあるようです。
 もう確実に私が描いた副読本の絵を一度は見たコトのある子たちだと思うんで残念です。
 でもあきらめません。
 今回またそんな子らが手に取るかもしれない刊行物に乗せて、イイけど畳の上で死ねるくらいのトコまでは戻ったほうがいいと思うよと。そんな気持ちです。

 そんな思いをイラストに全部乗せて刊行物の表紙にするっていう力量は正直な話、私にはないんですけど、まぁソレはソレ。いつも通り全力でかわいらしいイラストを製作する。まずはソコなんですけど、余力があったら込めたいなと。いろいろねっていう。長くなりましたがそんな感じです。