カピちゃん練習〔12〕

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 お仕事メモです。
 「ビル火災の消火現場イラスト(小学生向け・副読本)」。あとは着色だけです。
 きのうのエントリでお伝えしましたホースの描写。こちらは、はしご車の描写に比べると簡単。アッという間にできました。
 いやぁもう…。向こう3年くらい、はしご車を描きたいとは思いません。

 別のお仕事「魚類イラスト(中学生向け通信学習)」。小さなサイズで2点。こちらを先に仕上げてしまいました。
 ラフの1点に変更が生じましてゼロから描きなおしでしたが、朝からはじめて、さきほど2点とも完成。
 小さいので助かりました。何とかなりました。
 うろこの表現に新しい試みをしてみました。割と良い結果が得られて満足しています。

 これから寝るまでは「ビル火災」の着色をしようと思います。
 明日のお昼ごろには完成すると思います。

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 以下はラジオ日記です。
 久しぶりにリアルタイムで「ニッポン時空旅」を聞きました。NHKラジオ第2。
 宮城道雄さんの特集1回目。昨年のものの再放送でしたが、やはり美しい音楽。
 琴の演奏ってよく知らない私は「装飾音が多い」みたいに考えていましたが、この2年くらいで認識を改めました。正反対に。
 特に宮城道雄さんの曲って最小の音数で最大の効果を狙っているようなそんな印象です。
 番組では、よく知られているお正月っぽい曲の他に、「雨」という曲もかかりました。美しかったです。

 つづけて珍しく視覚障害の方たち向けの番組も聞きました。
 宮城道雄さんも目が不自由でしたが、今を生きる目の不自由な方ならではの気持ちだったり困っていることなどを学びました。

 「子ども電話科学相談」も聞きました。
 「“無”ってなんですか?」っていう驚きの質問内容にのけぞりました。
 「無い」ものに着目できるなんて素晴らしいですね。
 小学5年生の女の子でした。
 またこの子が素晴らしく勘の良い子で。自ら考える力もかなりありそうな気配でした。
 先生の回答に深く納得していたようです。

 回答としては物理の先生が担当し、物理の先生らしい回答。
 宇宙の始まりがまさに「無」から始まったと考えられていることを引き合いに、「無」というものに現在寄せられている興味関心などを教えてあげていました。
 利発なお子さんであるようでしたし、年齢的にも難しい内容が読めはじめる頃ですし、彼女の知識欲のビッグバンの瞬間に、今、私たちは立ち会っているのではないかという感想もありました。

 それと大気の密度と体積の関係についての質問も寄せられていたようです。
 暖かい空気は上昇し、冷たい空気は加工し。対流を生み出すみたいなそんな現象。
 私は中学生向けのイラストを描く関係で知っているんですがこれは中学生向けの学習内容です。
 それを小さな子に伝えるのは大変な苦労。回答の先生は大変。

 朝のFM放送。「吹奏楽のひびき」。5分延長しての放送内容。
 合唱付きの吹奏楽。かなり壮大な音になっていて驚きました。
 実際に大編成の曲であるそうで、それなりの楽団でないと演奏できないんだとか。
 しかし単純に人が多いと、出てくる音もスゴいなってことを学びました。

 それと「現代の音楽」ですよ。山田岳さんのコンサートを2回に分けての2回目。
 湯浅譲二さんの曲が良かった印象。
 それとライヒさんのかなりよく聞かれていると思われる曲。非常に生き生きとした演奏で良かったと思います。
 お一人の演奏ではあるんですが多重録音みたいな聞こえ方をしていました。演奏システムが気になります。割とこのスジでよく聞くお名前の有馬純寿さんがエレクトロニクス担当。

 それと別の曲でエレキギターの弦の無音程な領域と、通常の楽音との間を行き来するような曲。これは興味深かった。
 同時に、無音程の部分は楽譜にどう指定されているのか、も気になるところでした。
 西村朗さんのコメントで「エレキギターというと大音量の演奏であったりしますが、これは耳をそばだててしまうような演奏でした」みたいな感じのことをおっしゃっていて、私も同じような感想を抱きました。

 色々書きましたね。今日はラジオをよく聞きました。ありがとうございます。感謝。感謝。