つたい歩きするベビー・クモザル氏。
このイラストはウマく描けなくて何回か描きなおしました。
素肌の部分とモコモコした毛におおわれている部分の両立に悩みました。
────────────────────
朝はかなり寒くなってきました。
今日は1日かけて針仕事。
冬に向けて衣服の改良を行いました。
地味な作業。
なかなかツラかったですけど、夜までかかってなんとか完了しました。
とりあえずこれで来春までは大丈夫です。
────────────────────
針仕事を支えてくれたのはラジオ番組。
NHKラジオ第1の「すっぴん!」。
今日は「朝の大喜利」の日でした。
「ピザの宅配。〜そんな間違いって…ある?〜」みたいな感じのお題。
「届けてもらったピザからチーズが細くビヨ〜ンとお店まで伸びていた。」というお便りがバカバカしくて面白かったです。
その後は「ききのがしサービス」で主にNHKラジオ第2を聴きあさりました。
いやもうホントに聞きましたよ。
まずは宗教の時間で「ゾロアスター教」について簡単なところを学びました。
非常に古い宗教。
私は最近、日本の神道の起こり。それと仏教との習合なんかを調べたりしたんですけど、コレは後々、自作マンガの作成に役立てようと思っているんですけど、ソコでわかったことは、元をたどっていくと宗教の垣根を越えて古い古い宗教とか伝説、神話みたいなモノに突き当たるってことですね。
かなり流用されてるんですよね。道教とか儒教なんかも流れてきてますし。
そんなワケで、ゾロアスター教も古さではかなりのものなんで興味半分に聞いてみました。
意外でした。割とちゃんとしてる。古いのに。
イメージとしては「火を拝む」。なんかもうかなりアヤシイ感じ。みたいに考えてましたけど、2項対立的な世界観をもっていると知りました。善と悪みたいな。
さらにその中で“良く生きていこう”てな感じで、闇に飲まれず光の世界を志向するみたいなね。
ポジティブじゃんか!って、意外に思うと同時に、まぁずっと長く続いていくくらいだから多くの人に訴えるような真っ当な中身だというのは考えてみれば当然か…。みたいな感想を持ちました。有意義でした。聞いてみなきゃわかんないですね。
その後はゴスペルの成立と発展、黒人社会について学ぶシリーズ物。まだ未放送分も残していて完結してないんですけど、ボーッとしていると、NHKのサーバから流れて消えちゃうんで、まとめて6回分を聞きました。
私は“宗教”というのがあんまり好きではないんで、ちょっとツラい部分もありました。
ゾロアスター教について語ってくれた先生は、“研究者”って感じの姿勢を崩されなかったんで門外漢にというか信心深くない私にも聞きやすかったんですが。
こっちのゴスペルの先生は、ご自身がゴスペル歌手でもあるその世界の方なんで(スゴい美声)、非常にその地の人たちのココロ模様なんかを知るについては深く伝わるものがありましたけど、どうでもイイなって部分もまた同時にあり。
しかし我慢して聞く価値はかなりあって、つまり私が好きなロックンロールにしろキリスト教圏のものですし、サム・クックなんてもうゴスペル行こうかリズム&ブルースで行こうかって相当悩んだって聞きますけど、要するに歌詞の面に顕著ですけど、出てくるんですね。そっち由来の語彙。これはもう、その世界について薄く広くでも知っておかないとおハナシにならないんですよ。
私も長くそんな音楽を時流と関係なしにしつこく聞いているので、一部は知っているものもありますが、ほんのすこし。集中して取れる情報源は貴重。
で、本日の聴取活動における収穫なんですがコレはもうかなりあった。
あと、「よって出るトコロ。その源泉」っていう意味で理解が深まったのも良かったですね。
ジム・クロウ法についての成立時期の前後関係なんかはまったく誤解していました。
なんとも罪深いっていうか、ヒトの汚らしい部分が出てるなって思いますけど。
まとにかく来週はローザ・パークス。再来週はキング牧師についてのお話が聞けるそうです。メチャクチャ尊敬してますよ。絶対に聞きます。
つづいてエジプトの「死者の書」と「折口信夫」について学ぶ番組。こちらも連続もので完結はまだですが。聞きました。
私は歴史方面についてかなり無知なんでビックリしたんですが、折口信夫さんって、てっきり日本国内の民俗学とか、歴史とか風土風習の専門家みたいに思ってましたけど、もっと広かったようです。
スゴい知識量ですね。そんなに入るもんですかね。ひとりのヒトに。
番組の内容を聞いて感じたのは、「まだけっこう、このあとに重要なお話が出てきそうだ」っていうのと「大正時代の人たちの生活も透けて見えてきて面白い」というものでした。
色々書きましたが、だいたい以上です。