アイアイ一族(いちぞく)の研究〔9〕

aye-aye_09

 私がアイアイさんを描くと、ネズミさんたちと区別がつきにくくなってしまうのが悩みです。

 久しぶりに近況を記しておこうと思います。

 まずはイラスト制作の関係。
 先週の個人的な制作に引きつづき、わりと精密なイラストを作っています。
 こちらは下絵の作成でけっこう迷いました。

 先週のイラストも密度としては決して薄いものではなかったんですけど、今回のは輪をかけて濃いというか、要素が多いのです。

 しかしあきらめずに取り組んだ結果、それなりに納得のいく下絵が出来ました。
 ちょっと成長できた気がしています。

 時間的にも精神的にも余裕があったので「もうひとがんばり」のふんばりができました。
 この経験をもとに「余裕がない時」にも適切な下絵が描けるようになればいいなと思います。

 書き直しが多くて大変でしたが、当ブログにおける絶え間ない練習のおかげもあって、なんとか熱意をさますコトなくまとめ上げられました。
 毎日1枚ずつ描いていれば少しはイイコトありますね。

 今は下絵をなぞる「トレスの段階」です。
 ありがたいコトに夏からつづく集中力が持続中です。

 今日の夜か明日の朝あたりにトレスは完成できそう。
 明日いっぱいかけて着色をすませるつもりです。
 こちらもできたら今までにない色彩を構成させて、以後の作成物にいかしていきたいモノです。

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 その他の近況なんですが、地域のお仕事。
 まずは町内のコト。
 私道が残っている問題なのですが、動きがあって会議に参加してきました。金曜の夜のコトです。
 といっても議題は1ヶだけでしたので比較的短く終わりました。

 所有者不明というか会社が解散済みで手をこまねいていた区域なんですが。
 まずは町内で参考にしている公図がかなり実態と違っていました。
 市内にある法務局の窓口に問い合わせてみて、というか書類をもらってみてわかったそうです。

 これまでも他の地点において小さなズレや不正確はチョコチョコあったんですけど、要するに思っていたよりも広い区画が解散済みの会社の所有のママであったと。これは大変。
 具体的には市道として引き取ってもらえませんし、側溝の修理や下水管を引く工事もできないということになります。

 しかし法務局に問い合わせたことでソチラの所有者が判明しました。というかまだご存命だったと。
 そうとうなご高齢なんですけど。
 この人が亡くなっちゃうとまた権利者が増えちゃいますので急を要してなんとか手続きしたい。我が町内会としては。

 具体的には書類上のみで会社を再興してもらって所有権の移転をすると。
 どうも見た感じそうした再建の形跡が複数回あるようだと。
 について同意してほしいと。権利者の方に。
 すでに1度コンタクトしているのですけどお返事がないので次の矢を放つにおいて方針を町内会の市道化委員会として確認したいというものでした。
 特に異議なくとにかく早く済ませたいと。そんな感じに終わりました。

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 以下は地域のお仕事。小学校区の生涯学習推進会・総務部です。
 今日のコトなんですけど「安全大会」がありました。
 主に防災についての講話を聞きました。

 市役所の防災危機管理課の人。それと県会議員なんですけど防災の資格を持った方のお話。

 内容としては地震。それとか最近ですと豪雨ですね。そうした自然災害。
 おりしも今夜からすごく強力な台風が来そうなんですけど。
 対策を家庭内で厚くしておきましょうというお話でした。

 私のお仕事としては、きのうの夜。会場となった小学校の体育館においてイスを並べたりの設営作業。
 今朝は朝8時からステージの設営など。それと大会の終了後に片付けでした。

 あさってくらいに総務部の部会もあります。
 今月の末に地域の体育祭がありますのでその辺。
 これをなんとか楽しく安全に成功させたいのです。

 私としてはとりあえず今のイラスト作成に区切りを付けておきたいです。部会までに。
 気を引きしめて、がんばろうって感じなんですけど。

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 あいかわらずラジオも聴いているんですが、今日は出征の先で亡くなってしまった若き学生作曲家についての番組をNHKラジオ第1で聞きました。
 去年の製作なんですけどアンコール放送。

 大中恩さんの肉声を初めて聞きましたよ。大中さんとか團伊玖磨さんなんかがズバリ出征学徒だったんですね。そのへんの関係が私の中で整理できました。
 感想としてはメチャクチャいたましい。

 特にドビュッシーに傾倒していたという村野弘二さんの残した音楽に感銘を受けました。
 確かにソレっぽい。だけじゃなくて日本的な要素を加える試みっていうんですかね。
 作曲活動を続けられていればもっと多くのものが残せたに違いないって思うと非常に惜しい。悲しい。
 ジャズにも入れ込んでいたというコトでした。
 クラシックにおける和声の扱いを超越したいという意欲にとんだ人だったんですね。おそらく。
 現れるべくして現れた人材っていう位置付けが可能かなって思います。

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 現代の作曲家ということで書いておきますと、NHK・FM「現代の音楽」で知った甲斐説宗さん。
 録音しておいたその回を聞き直したんですけどやっぱり良い。ほんとに印象的です。

 ちょっとミロの抽象画を思わせる部分があります。
 コロコロとした丸っこい物体が現れて画面を埋めていく。そんな風景が思い浮かんできます。
 リズミカルであり。色彩もあるなっていう。
 おそらく聞いた人の多くがその人なりのわりとハッキリした感想を持ちやすい音楽だなって思うんですが。

 それでネットの動画サイトで別の曲も聴いたりしました。

 甲斐さんもかなり早く亡くなってしまっているんですが、実子である娘さんが、ようやく自らの手法を完成させつつある中でいよいよこれからは量産というかある程度の速さを持って作曲活動ができそうな手応えを感じていた時に亡くなってしまった無念を代弁されている動画を見たりしました。