子カッパちゃんがかわいいイラスト

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 町内会の細かい仕事で1日が終わった感じです。
 夕方からは町の公会堂で定例会がありました。

 開けて4月からの新年度の引き継ぎに向けてまずは第1歩。そんな会議でした。
 明日から議事録を作ります。話された内容としては比較的に簡単でしたのでいつもよりは早くできそうです。

 個人的な作業としては、今の時点でわかっている来年のスケジュールを見直しました。
 とにかく引き継ぎに向けた会合が多い。総会や会計監査なんかもありますし。大変です。そうした予定をカレンダーに書き込んでいきました。地区の小学校区内で行われるイベントや会議などとバッティングしないように注意する必要があります。
 市道化に向けての陳情のために市役所に行く必要もあるんですが、う〜ん。大変そう。なんとか時間を作らないと。

 まだ発生していない会合も、これから多く出てきますので、日程管理は非常に重要です。それにともない公会堂のカギの貸し出しも増えますので、かなり気ぜわしくなりそうです。

 とはいうものの、あと3ヶ月です。もうひとがんばり。
 それと直近のおハナシになりますが、明日の朝、ゴミ当番があるので忘れないようにしないといけません。

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 ラジオ日記的にはNHK・FMで「現代の音楽」。今年は30日まで放送があるのでうれしい。しかも諸井誠さんの曲が聴けるというコトで楽しみにしているんですが、年末まで番組があるというのは逆に言うと新年の立ち上がりが遅いってコトでもあるかもしれませんので、そうであればちょっと残念ですね。

 ともあれ本日に聞いた曲なんですが、先週に引き続いての「芥川作曲賞選考の演奏会から」。
 本日は受賞曲の「組み合わされた風景」坂田直樹さんの作曲を聞きました。とても充実した曲。かなりダイナミックに激しい部分もある曲でしたが、必然性を伴っていて、とてもミナギってましたね。空疎な感じは見当たらないという。他の重要な国内の作曲の賞をすでに2つも獲得した曲だというご案内でしたが、納得しました。素晴らしかったです。

 もう1曲はこの演奏会のための委嘱曲だという「朝もやジャンクション」渡辺裕紀子さんの作曲で聞きました。当然ながら初演。
 私にはつかみにくい作品でしたが、この曲のユニークなところは身の回りの普通の風景から発しているところでしょうか。
 作者の弁によると誰もが持つ過去の記憶というのはとてもありがちで、しかもかなり人工的なものに囲まれているというような、そんな風景から出発していたそうです。
 つまり発端として「とてもキレイな風景!」とか「人々がその瞬間においていやおうもなく共有した激情が溢れ出た瞬間!」なんてものがモチーフになってはいないんですね。

 曲を聴いた感じとしては淡々としていながらすごく騒がしくなる時もあるという非常に不随意な印象、あとは日々の時間のコラージュ、積み重ね。みたいな感じだったんでしょうか。

 私は、たまたまネットで目にしたことのある写真家である橋本一子さんが撮ったご自分の家庭の写真を連想しました。ガス台とか、ヤカンとかが写っていたと思うんですが、非常に人工的なんですけど、同時に深い愛着があるんだなっていう感想でした。
 渡辺裕紀子さんの感性がどこにあるか、深いところは私にはわかりませんけど、これ以上は次に違う曲を聴けた時にまた考えてみたいと思います。

 最後に付け足しみたいになってしまいますが、あとの番組の「名演奏ライブラリ」でスペインのピアニストだというアリシア・デ・ラローチャさんの演奏を聞きました。これは良かった。後半ではちょっと私の集中力の問題で関心が離れてしまいましたが最初の方はすごく良かったです。
 どうも私が知らないだけで有名な方っぽいです。