ガラッパ姫。練習

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 今日も妙に忙しくて、1日がアッという間に終わってしまった感じです。

 今日は、地域の公民館的な施設で、成人教育推進会・総務部の部会でした。
 年明け後に行われる“どんど焼き”での仕事の割り振りなど。

 ラジオ日記的には、いつも聞いているラジオ番組「すっぴん!」の今年度の放送は今日で終了。
 例年、ココから年末までっていうのは、時間があるようでいて、実はアッという間ですので気を引き締めていきたいんですが、それはさておきです。

 番組内の映画紹介のコーナーは高橋ヨシキさんのご解説。今日は「ストレンジ・デイズ」という、私にとっては「ドアーズか?」っていう題名の映画についてなんですけど、教えていただきましたよ。

 かなり凄惨な内容も含んだ映画のようでしたけど、ちょっと小説「重力の衰えるとき」の世界観にも似た感じでしたね。
 “裏モディー”みたいなね。非常に後味が悪いんですけど。
ジョージ・アレック・エフィンジャーですよ。
 高橋ヨシキさんは怖い映画をよく解説してくれますが、その傾向においては「人の意識」などの「内面」とか「自意識」とかを発端とする“怖さ”にご興味をお持ちなのか、そんな映画がたくさん紹介されるように思います。

 コれは、けっこう私の好きなものに近いかもしれないと感じます。具体的にはまずP・Kディック原作の映画だったり、デヴィッド・リンチさんの監督作品。

 実は私、ディックさんについては日本で刊行されている本については8割か9割くらいは持ってるんじゃないかっていう程度のファン。ほとんど文庫本ですので単価はしれたものですけど。

 誰ともほとんどしゃべることもなく過ごしていた20代後半とかの時期については一番の友人みたいな存在でした。ディック作品。
 (文字で書くと「特殊な20代を過ごした」感が出ちゃいますけど、あまり深く考えない私ですのでそれなりに楽しくやっていましたが)

 そして映画。こっちにいては決して詳しくない私ですが、DVDで持っているのはデヴィリン作品多いです。
 思うに私、物語のスジとして一貫してなくても全然平気なタチなんですね。きっと。

 他に好きなのは安部公房さんですけど、これも「箱男」なんか、何度読んでも最後の方の場面、場面のつながりがよくわかりませんからねアレ。不思議なんですけど。

 そんなよくわからないながらも非常に魅力的な作品の数々ですけど、映画についての高橋ヨシキさんの解説を伺うと、ナルホド! そういう見方があったのか。みたいに感心するコトしきり。すごく興味深いのでした。