うたたねするトリ夫人

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 お仕事メモ的には、相変わらずのトレス作業です。「年賀状イラスト」。今年の図柄は「大衆演劇」っぽい場面にしました。
 静岡の伊豆地方に伝わるという「イノシシ」にまつわる民話を、かなりアレンジしてイラストにしている最中なのです。

 伊豆にはイノシシのお菓子(もなか)なんかも売ってると聞きますし、イノシシにまつわるお話が残っているんですね。きっと。

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 ラジオ日記的には、いつも聞いているNHKラジオ第1「すっぴん!」。今日は久しぶりに、「DJやついいちろう」さんのご登場。

 柴田聡子さんという方の歌を初めて聞きました。「ワンコロメーター」という楽しい歌。犬が逃げていくという詩の内容。“その後”がとても気になる曲でした。

 やついさんがボーカリストとして関わるバンドの曲も聞けました。やついさんの歌としては、以前にNHKラジオで耳にしたエレクトロ・ヒップホップっぽい曲が良かったです。たぶん「マイクロ・ディスコ」っていう曲だと思います。

 お昼のラジオ番組としては「旅ラジ!」。今週は九州の特集だそうです。月曜の今日は、「伊佐市(いさし)」。

 どうでしょうね。あまり耳馴染みないって方もおられるのでは…。昔の「大口市(おおくちし)」と「菱刈町(ひしかりちょう)」が合併してできた。というイキサツです。私の両親の出身地でもあります。

 番組としては特に“焼酎”に照準を当てて展開しておりましたが、ひたすら“焼酎”というワードが連呼されておりました。まぁ、仕方ないんですがヒドかったですね。

 具体的には、地元の小学生を酒造所に見学に行かせて酒飲みエリートとしての道を叩き込んでおります、というような所業がニコヤカに語られるという狂気に満ちた内容でした。
 しかし実際こんな感じでして。私の親族も酒飲みばっかり。祖父宅に行くとプラスチックのコップが全部お酒っぽい匂いと味が染み込んでいて子供としてはキビしい鍛錬の場でした。

 マジメなおハナシをすると、水に恵まれ、お米などの原料にも恵まれているため、お酒造りに適した地である。という番組内でのご紹介でした。

 「水」としては、主に市の南側を流れる「川内川(せんだいがわ)」を指しているようでしたので、ちょっと違うおハナシになるんですが、私の祖父宅に帰省した折に山の奥の方に小さな川が流れいていたコトを思い出しました。

 その川をせき止めてプールにして子供が泳いで遊んでいたんですが、確かに水はキレイでしたので、お酒造りっていう利用にもうなづけます。

 ただ、この水がとても冷たくて。最初は「わーい!冷た〜い!」って喜ぶんですけど、すぐにカラダが冷えてきて、くちびるはムラサキに…。という殺人プールでした。
 プールっていうか、川なんですけどね。

 子供のカラダのサイズに適した小さな川でしたが、水の量は豊かだった記憶があります。

 伊佐市は標高が高い場所にあって「九州の北海道」と言われるそうです。きっとソレも関係する水の冷たさなのでは。って思います。
 じゃあ夏は涼しいのかなっていうと盆地ですのでけっこう暑い。しかし、いくぶんカラっとしていて過ごしやすかったように思います。
 夜になると星が、すさまじくキレイでした。