こども絵「クルクルまわるいちりんしゃ」

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 お仕事の進み具合ですが、まぁまぁ順調。斜面に建ちならぶ家々とか川の濁流のイラストを描いています。パースものです。けっこう手間はかかります。
 明日の夕方くらいに、これらのラフを終わらせたいです。数点あるうち残りは2点です。

 ラジオ日記的には「現代の音楽」。副題・21世紀の様相シリーズでしたか。ジョン・アダムスさんを取り上げた第2回。先週の「ロラパルーザ」は楽しい曲でした。本日は大作。「シエラザード・2」という曲の第1楽章から第3楽章まで。千夜一夜物語に題を求めた曲。

 かなり最近の作。しかし人気曲だというご紹介。冒頭いきなり豊かに始まって流麗なバイオリン。素晴らしかったですね。息をのみましたよ。悲劇的な場面。千々に乱れ、そしてもつれ合う感情って感じを受けました。
 おとぎ話的なホワホワした場面からの非常にカッコいい場面が複数ありました。緊張と緩和。これが非常に自然なつなぎ。激しい連打。大人数による管弦楽スゴいなって感じでしたが、しかし後で考えてみると耳に痛い打撃ではなくて、丸みがついていたように思います。打撃の前にブワッとふくらむごく短い表情がついていたような。ダイナミックで、なおかつ非常に丁寧な演奏だったのかって印象です。主人公が女性だっていうコトもあるのでしょうか。大変な勇気を持った女性のお話ですし。とにかく全体的にひきつけられる曲でした。来週は残りの第4楽章が聞けるそうです。楽しみ。

 NHKラジオ第1「歌の日曜散歩」。“童謡100年”。先月から続く特集ですが、童謡は短いので曲がたくさんかかって楽しいですね。
 雑誌「赤い鳥」から生まれた歌を先月来たどっておるワケなんですが、芸術的にも成立する叙情的な歌を作った当時の若い作曲家の意気込みをうかがいました。山田耕筰さん、その弟子スジの成田為三さんなど。
 「歌の日曜散歩」では割と成田為三さんのお名前は聞きますね。疎開の後、終戦から間も無く上京したのだが、まだ若くして亡くなってしまったエピソードなどは去年も聞いたと思います。おそらく記念館を取り上げた時の紹介で聞いたんだと思います。

 他に番組内でボニー・ジャックスによる「雪山讃歌」。ダーク・ダックスによる「母」などを聞きました。「母の日」でしたので、お母さんエピソードをつづったリスナーからのお便りの紹介をたくさん聞きました。