犬パトカー「ブツブツいうキャット」

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 ラジオでホリーズの「バス・ストップ」を聞きました。平浩二さんの「バス・ストップ」も聞きました。どちらの曲も私はとても好きなのです。
 いつものNHKラジオ第1、朝からお昼までの番組「すっぴん!」なんですが、番組としての本日のテーマが「バス旅行」ということで、それに関連した曲の数々が流れたのでした。

 10時代のゲストを招くコーナーに恐竜学者の小林快次(よしつぐ)さんがご出演。1年中、世界各地で恐竜の発掘に関わっているそうです。
 いろんなお話を聞いたのですが、先生いわく「手をつけた仕事を迷いなくやり通す。頂上からの眺めはたとえ低山であったとしてもどれも素晴らしいし、頂上からしか見えないこともあるのだ」みたいなお話が印象に残りました。

 小林先生はNHKラジオの夏休みの企画、「子ども科学電話相談」へのご出演でも知られるわけですが、来る新年にも「〜電話相談」があるのだと告知されました。
 これは楽しみです。

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 最後に本日の「すっぴん」で聞いた曲に戻そうかと思うんですけど、トレイシー・チャップマンさんの「ファスト・カー」を聞きました。
 パンク・ロック・ファン的には「なぜバズコックスの「ファスト・カー」じゃないんだ!」って思うところですね。

 イギリスにはその名も「ファスト・カーズ」っていうバンドもあるんですけど、私はこのバンドの良さが全然わかりません。一応1枚、アルバムを持ってるんですけどね。
 何度聞いてもサッパリですよ。
 「キッズ・ジャスト・ウォオナ・ダァンス」っていう曲が“良い”とされるんですけど、「いうほどイイかねコレ?」っていうのが私の感想です。

 実は、アメリカによく似たバンド名の、「ファスト」っていうバンドがあって、しかも「キッズ・ジャスト・ウォオナ・ダァンス」っていう曲があるのです。奇縁ですね。
 個人的な感覚としては「ファスト」の「キッズ・ジャスト・ウォオナ・ダァンス」の方がかっこいいと思います。

 「ファスト」は、ラモーンズとかキッスと同世代で、なおかつニューヨーク周辺のユダヤ人街区のご出身です。
 「ファスト」のベスト盤のライナーに、キッスとの関わり(そんなに濃いワケでもない)が書かれてあったと思いますので、興味のある方は手に入れてみてください。

 「ファスト」は、ラモーンズのバブルガム・ポップス路線をさらにチープにしたような楽曲が身上のバンドでして、思いつきでデッチ上げたような曲が非常に多いです。それはもう「サビ連呼系の聞いてガッカリな曲」がメジロ押しなんですけど、バンドが解散した後に、マン・2・マンっていうハイエナジーなユニットに早変わりするんですね。非常にゲイゲイしいユニットなんですけど。
 ところがココで、「サビ連呼な安易な曲作り」が良い方向に作用して、なかなかあなどれない楽曲を作っていきます。制作にマン・パリッシュさんが関わっていてそういう感じの音になっています。

 「パンク・ロックでダメならハイエナジーで!」と思ったのか、わかりません。がしかし上の小林先生のおハナシじゃないですけど「山を登り続けることの大切さ」っていうんでしょうかね。
 小林先生のおっしゃっていたコトにつなげるのは申し訳ないかなって気持ちもちょっとあるんですけど。