NHKラジオ第2で「アメリカの音楽」についてのレクチュアを聞きました。
本日はジャズの誕生からビバップあたりまでのお話。
黒人と白人とクレオールの人たちが出てきました。
たぶん詳しい人には自明かと思うんですが、私は長いこと、「クレオールといえばケイジャン・ミュージックとかザディコに関わった人たち」って思っていたんですが、これはかなりザツな認識だったみたいです。
使われる土地によってクレオールという言葉の意味するトコロが変わるみたいなんですよね。もう少し良く調べたほうが良いみたいです。事実を見誤りそうです。
ラジオ第1の「すっぴん!」も聞きました。冒頭はピーター・ウルフ。最後の曲はジョージ・ハリソンという、私のようなロック・ファンは大納得の曲ばかりかかりましたが、こんなにロックに寄せちゃってイイのかと心配になりました。
先週のパガニーニさんのレクチュアに続いて今週はリストさんについてのお話を聞きました。音楽的にも人格的にも外見的にも卓越していたという、まるで超人です。
個人的に調べたところ、晩年は無調に関心が向いていたそうで、1800年代の終わりくらいからそういう機運があったのだと学習しました。
リストさんご自身は後期ロマン派に分類されるそうなんですが、音楽的な興味は晩年まで進化し続けたのだなと思わされました。
無調を欲した動機について、むしろ調性の拡張であったのだ、なんていう記述を目にして認識を新たにしました。
ダイアモンド✡ユカイさんがバラの品種である「ピース」について解説するコーナーもありました。本日冒頭の選曲といい、先日は「ホワッツ・ゴーイング・オン」の生歌披露もありましたけど、真剣な思いの一端が伝わってくるようでした。
「ひるのいこい」ではリスナーから「草笛の吹き方を娘に教えてあげた」という良いお話から始まり、ロミ山田さんの「まりこ」という、これまたイイ曲が流れました。
個人的にはマイルス・デイヴィスさんのフィルハーモニック・ホールでのライブ音源を聴いています。先日に聞いた「レイティド・エックス」の録音直後のライブだったんですねコレ。ネットで調べたんですけど。
メンバー的にも同一であるらしく、確かに聞いた感じも「そういう感じだ」って感想です。打楽器奏者が多くて強化されてるなっていう。
ライブでギタリストがレジー・ルーカスさんお一人ってケースがあると知らなかったのでいまさらなんですが驚きでした。だいたいピート・コージー氏とセットじゃないかって考えておりました。