ゴクゴク

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 外出して細かな用事などを片付けてまいりました。

 副読本イラストのお仕事なんですが、連絡によると本日、編集会議があって、イラストやその他の内容に対する吟味が行われるというコトです。
 早ければ明日にもお返事がいただけるのではないかという。

 私としてはなるべく早く下書きラフの可否について知りたいものです。
 70点前後のイラストの仕上げを一気に処理するにしては時間的にかなり厳しい。
 それを見越して下書きの段階でかなり詰めておいて、お返事さえあればそのまま本番の線を引いていって、あとは着色、みたいなトコロまで追ってあるにはあるんですが。
 お返事が到着次第、スグに本番の線を引ければまだ良いですが、量的にたくさんありますので、あれだけあるとラフ修正の指示も発生しますからねぇ。

 副読本のイラストというモノは一度納めるとやっぱり10年程度は使いますからココで直しておかないとマズいって理屈はわかるんですが、時間的余裕ですよね。問題は。
 とはいえナガチョーバですんでココロモチとしましては、プラスもなくマイナスもなく淡々とやっていくショゾンです。ジョン・ゾーンです。これきのうも使いましたね。

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 写真は本日の富士山です。風がとても強くて、雲がとばされるのを期待しましたが、なかなかスカッとはいかない1日でした。山肌を見ると(クリックすると大きい画像があらわれます)雪もだいぶはがれちゃってますね。もうれつな強風なんでしょう。

 以下はラジオ番組のおハナシなんですが、本日のお昼前のNHK・AMでは大友良英さんのご選曲によるささやかな永六輔さんゆかりの楽曲コーナーがありました。これが良くてびっくりしました。

 中村八大、永六輔の楽曲にはまだ色々と埋まってる気がします。半年ほど前にタブレット純さんがセレクトした永六輔ソングもかなり良かったので余計にそう思えて仕方ないです。

 その他の大友さんのご選曲ではマイルス・デイヴィスどんの楽曲がかかりました。「レイテッド・エックス」です。かっこいい。
 私はジャズミュージックがとにかく嫌いなんですが、エレクトリック期のマイルスといわれるアルバム群はライブ盤を含めて25タイトルほど持っています。特に好きなのはやっぱりエレキギターが入っている作品で、割とデイヴィスさんがトランペットを吹いてなくてもソコは重要じゃないんですが。

 大友さんはエレクトリック期のデイヴィスどんをリアルタイムで聞かれたようで、当時の「ジャズにエレキ楽器はアリなのか?」論争の様子をツブサに紹介してくださったのが興味深かったです。番組パーソナリティ小説家の高橋源一郎さんも口をそろえて「あったんだよね〜」みたいなおハナシでした。
 私が偶然知遇を得たジャズ・ミュージシャンがおっしゃってたんですが「あのお店はエレキベースだと出られない」なんてケースが未だにあるみたいです。本当にまだあるんだな〜っておどろいたんですが。

 その他にラジオでかかった曲ですが、本日はノイズ・ミュージックはおやすみで、篠原真さんの「ブロードキャスティング」がかかりました。テープコラージュの作品です。これは日本の電子音楽好きの人はけっこう持ってるんじゃないですかね。かくいう私もCDで持ってます。NHK電子スタジオものですね。「音の始原(はじまり)を求めて」の佐藤茂さんの編です。
 大友さんはこれをリアルタイムでラジオから聞かれたというコトでさすがだなと思いました。万博の時期だってコトなんですが。
 ともあれ先週今週と、大友さんがドコから来た人なのかその一端が理解できた気がしました。
 でも今日はやっぱり永六輔さんでしたね。